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働く私のある日のご飯たち【フードエッセイ】
起きる、食べる、働く。
働く、食べる、ちょっと寝る。
働く、働く、食べる、寝る。
私の生活をざっくりまとめるとこんな感じだ。
一番好きな「食べる」は常に「働く」と隣り合わせな毎日。
「働く」ために食べているし、「食べる」をもっと楽しむために日々働いている。
なんとも平凡な毎日。
でもこの穏やかで平凡だけど、愛おしい日々のご飯について書いていく。
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【6:20 朝食】
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始業が早いので起床も早く、故に朝食も早め。
この日は最近にしては珍しくご飯と味噌汁の和風コンビ。
前日に目玉焼きの記事を書いたのもあって、どうしても目玉焼きが食べたい。
そして朝は常に時間がなく急いで食べる必要があるので丼スタイルに。
我が家ではこれを“目玉焼きご飯”と呼びます。
☆目玉焼きはごま油+蒸し焼きするのが雪原スタイル。
味噌汁は簡単にインスタントのものを。
汁物もあると食事の満足度が上がる気がして重宝してます。
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【12:00 昼食】
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お昼はお弁当を持参することが8割、コンビニで買うのが2割ほど。
お弁当と言っても前日の余らせたおかずと冷凍野菜をどうにかしたものを入れただけのシンプルなお弁当だ。
お弁当始めたての頃はお弁当用のおかずと副菜を作ったりしていたが、なんとなく気分じゃなかったり、休みの日にお弁当のことばかり考えるのが億劫になってしまったので、現行の方式を採用した。
この日は「鶏むねとナスのピリ辛炒め」と「ブロッコリーのおかか和え」、1パック150円のプチトマトを添えてみた。
なすはお弁当に入ると、周りの食品に色が移ってしまうので、あまり入れてこなかったが、自分で食べる分には問題ないと割り切れるようなった。
コチュジャンベースの甘辛い味でごはんがよく進んだ。なすがお安い間は何回かリピートするかもしれない。
ブロッコリーのおかか和えはお弁当用に準備した。
温めた冷凍ブロッコリーにおかかと醤油を混ぜただけ。小学生でもできる超簡単副菜だ。
なんとなく、お弁当に副菜が入っていると「栄養バランスを考えてる家庭的な女」に思えて気分がいい。
実際野菜不足は気にしているのであながち間違ってはいないが、ビタミン〜みたいな詳しい栄養素まで考えていない。「とりあえず野菜入れとけ」的な脳筋精神である。
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【PM7:00 夕食】
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この日は坦々とりそぼろ丼とナスの焼き浸し。
夕飯はスピード重視で作ることが圧倒的に多い。
仕事終わりでクタクタの状態から、献立を考えて買い物をして、実際に作る…なんて私には不可能なので、基本的に献立は週に1回の買い物の日までに全部組んでおくことが多い。
性格的にタスクをコツコツ処理していくのが得意なタイプなので、あらかじめ組んだ工程はきっちりこなせるのだ。
そんなわけでこの日は帰宅してまず温泉卵の作成に取り掛かった。
【温泉卵の上手な作り方】
・鍋に水1L入れ、沸騰させる。
・沸騰したら火を止めてコンロからおろし200mlの水を加えて卵をダイブ。
・蓋をしてそのまま12分放置。(冬場は13分にすることもある)
・卵をお湯から出して常温で3分放置
放置時間に坦々そぼろを作成。
ナスは前日から漬けていたので、そぼろ丼が出来上がったタイミングで小皿に取り分ける。
今回の温泉卵は少し緩め。混ぜれば分からないので良しとする。
仕事終わりに自分の作ったご飯を食べると、疲れた心が生き返る気がする。(体力は寝るまで戻らない)
この瞬間を味わいたくて自炊を頑張ってるまである。
こんな感じで働く私の生活は続いていく。
たまにはご飯を買って楽したり、外食を楽しむが、なんだかんだベースは自炊。
もっとレパートリーを増やしたいなぁ…と思いながら、美味しかったレシピはリピートしてしまう。
それもいいよね、それでよかったんだよ
と、いつかの私が言ってくれることを期待して明日も料理に励むのだ。
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