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ながのぐらし。地方に移住するそのまえに、ゴミカルチャーを知る

秋田生まれ秋田育ち。2023年に東京都から長野県茅野市に移住したわたしがこころの赴くままに茅野市でのくらしをお届け。


地方に移住する、そのまえに

移住という言葉には、目に見えない夢が詰まっている(と思う)。
なんとなく、今の暮らしのいやなところがすっきりなくなる(気がする)。
地方出身者だから大体のことは想像つく(気がする)。

地方に移住してよかったと思えるかどうかは、地域を正しく知り、(カッコ内)を無くすことが大切です。

じゃあ、なにから知ろう。

カルチャーはゴミ袋にやどる

わたしは長野県茅野市に住むまで、秋田県・新潟県・東京都(練馬区/中野区)で暮らしていたのですが、じぶんひとりで生活し始めたのは新潟県と東京の2都県のみ。分別に多少の差はあれど、指定のゴミ袋に捨てるのが基本のゴミ捨てルール。

一方、長野県茅野市は、指定のゴミ袋に名前を書くというルールになっています。

茅野市可燃物専用(赤文字)袋に入れ、記名をして袋の口をしばって出してください。

茅野市 ホームページ<https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/bisaikuru/193.html
>

プライバシー保護はどこに行ってしまったのか、と思わずにいられないゴミ捨てルール。
 
まさかこんなことになるとは露程も思っていないわたしは、入居してすぐに置いてあった不動産会社からの案内状で知ったわけです(なんなら部屋番号も書きなさいとすら書いてあった)。

改めて、『ゴミ袋 名前』で検索すると、記名ルールをはじめた地域や住民から不平の声があがっている地域がたくさん出てきます。とある市役所のホームページに発信されている、

強制ではなく、あくまでお願いであること
ゴミによる事故防止に役立っているため、制度を廃止するまでには至らない

という言葉から市役所の苦悩も垣間見えます。
   

そのまえに、ゴミの捨て方を知る

ゴミの捨て方は市役所や地域の人の意思表明とも捉えられます。嫌だと思ってもすぐ変わるものでもないので、移住をするまえにゴミの捨て方を調べてみることをおすすめします。

郷に入っては郷に従え。
ご近所さんが一切記名しないために記載していない地域もあるので、検索だけでなく、集積所や集合住宅のゴミ捨て場もチェックしてみてください。

地方に移住する、そのまえにゴミの捨て方を知る。

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