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田んぼポタリング

越後湯沢駅前にある「HATAGO井仙」と、車で30分の「ryugon」。2つの宿を結ぶエリアは、ポタリングにぴったり。魚沼コシヒカリを育む田園、山、川、そして歴史を物語る古刹。水と緑と空の間を、レンタサイクルで巡ってみました。ゆっくり、気楽に、散歩するように。魚沼ポタリングの始まりです。

歴史を感じる雲洞庵の山門

ryugonを出発して、はじめの目的地は、上杉謙信や直江兼続とゆかりある禅寺・雲洞庵。心地よい風に吹かれながら、魚野川沿いを駆け抜けます。
 雲洞庵のある金城山の麓まで近づくと、空気が変わったのを感じました。ひんやりと涼しい中、聞こえるのは鳥の声だけ。静寂に包まれた境内で、心も体も鎮まるような時間でした。

牧之通りの青木酒造前で


 次は、牧之通りを目指して約5kmのロングライド。一面に広がる水田の一本道をシャーっと、向かい風を切るように進んでいきます。視線を上げると、きれいに連なる山々に囲まれていることに気づきます。このパノラマビューを五感で味わえるのは、自転車ならでは。電動アシストが付いているので、長い一本道や山道の上り坂も軽快に進めます。
 牧之通りに着いたら、自転車から降りてひと息。雪国らしい雁木通りの街並みは、江戸時代の宿場町の風景を再現したもので、当時の生活を綴ったベストセラー「北越雪譜」の著者・鈴木牧之の名が付けられています。通りの中、昔ながらの蔵を移築したカフェで、ちょっとコーヒーブレイク。お店の人とも話してパワーチャージできました。


自転車で巡りたいスポットもたくさん


 里山から町中まで、今回走ったのは2時間程度。ポタリングの旅では、季節の変化が肌で感じられ、ゆっくり変わっていく土地の表情も読み取れます。田んぼのあぜ道に咲く草花、山の緑も、長い冬があるからこそ、生き生きと輝いているのかもしれない、そんなことにも思いを巡らせたり。
 そういえば、スマホをしばらく手に取っていなかったことに気づきました。ただ目の前の自然を楽しんで、解放感に満たされて。ひたすら、ポタリング時間に浸ることのできたショートトリップでした。(本田史佳/HATAGO井仙)

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