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Space / 壮大で美しい宇宙

Oxford Bookworms の STAGE 3 の Space。

太陽系の中のそれぞれの惑星たちや、小惑星、彗星、衛星たちが放つ大変興味深いメッセージ。それらを世界中の科学者たちが受け取り、それを理解しやすい英語で伝えてくれる本です。

この本を読むことで体感する宇宙への旅は、果てしなく壮大で、その表現される数字を見ても想像し難い大きさ、距離、そして時間。それは、底知れぬ魅力に溢れています。

10年以上も前に著された本ですが、宇宙についてこれほどまで多くのことがすでに判明していることにとても驚かされました。それぞれの惑星や位置関係やわずかな特徴程度しか知らなかった自分にとって、新しく得られる魅惑的な情報の数々に圧倒され続けました。

そして科学的根拠をもとに、惑星や衛星たちのどこかで、また、宇宙のはるか彼方で生きる生命体が必ずや存在するだろうと思わせてくれる内容でした。

また、掲載されている写真がとても美しく素晴らしいです。

英語を学ぶために読むのではなく、新たなことを学ぶために、新たな知識を得るために、あらためて、より英語を勉強し続けていきたいと思わせてくれる本でした。

ところで火星についての章を読む前に、宇宙の本を読んでいるからと思って観た映画が「おやすみオポチュニティ」でした。
時間のある時に観ようと思っていた映画でした。火星とロボットというキーワードしか知らない状態で観ましたが、想像をはるかに超える素晴らしい映画でした。

火星に関しては随分前に探査機が降りたったことは知っていましたが、地球外生命体がいなくて残念に感じた記憶しかありませんでした。
しかし探査機が発見したものたちの素晴らしさはもちろんのこと、90日間活動し続ければ成功だとみなされていたところに、なんと15年間も活動することができたなんて。携わった科学者たちとともに、愛らしいそのオポチュニティが本当に生きているかのような愛しい想いになりました。その探査機オポチュニティが今も火星に眠っています。

この本の中に簡単にですがこのお話が記されていることを火星の章を読んでいるときにはじめて知ったとき、とても嬉しく思いました。この本と合わせて、この映画も観て本当によかったと思います。わたしはこの探査機のことをまったく知りませんでしたが、日本では当時どれだけのことが報道されたのかなと思いました。

さて、またいくつかの新しい単語を学びました。
nebula(星雲), sunspot(太陽黒点), asteroid(小惑星), orbit(軌道), meteor(流星)など。

ところで人類で最初に月に降り立ったアームストロング船長ですが、この有名な言葉があります。

That's one small step for a man, one giant leap for mankind.
ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ。

この名言は BBC Learning English の 6 Minute English で最初に覚えましたが、この本を読みあらためてこの名言に触れることで、他の名言や、ことわざも覚えていきたいと感じ、Anki にそのためのデッキを新たにつくりました。


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