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「アーツ・アンド・クラフツとデザイン〜ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」を見てきた

愛媛県新居浜市にある、あかがねミュージアムの2階・新居浜市美術館で今開催中の「アーツ・アンド・クラフツとデザイン〜ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」を見てきた。

JR新居浜駅のすぐ近く。

あかがねミュージアム2Fが新居浜市美術館

ウィリアム・モリスと言えば「いちご泥棒」だが、うちの子どもたちと私の間では「いちご泥棒大脱走」である。

Eテレ「びじゅチューン!」で井上涼さんが作った作品である。作詞作曲アニメ作成すべて井上涼さん。

これについては、相互フォローさせていただいているYuuu35さんの記事がおすすめ。
そもそもYuuuさんを知ったのが「びじゅチューン!」についての記事だった。

そしてフランク・ロイド・ライトと言えば、1級建築士を名乗っている以上知らないとは言えない有名な建築家である。

のだが、あまり私は詳しくない。

大学の授業でサラッとやって、かっこいい建築だなあと思っただけ。

フランク・ロイド・ライトについても、相互フォローさせていただいているnoterさんをご紹介。

当時はkagetoraさんだったが、現在かげとらさんのこちらの記事。

美術館に行くのは本当に久しぶりで、楽しみにしていた。

私は説明すべてじっくり読む派で、すごく時間がかかるので、家族と行くと嫌がられてしまう。

なのでひとりで行ったが、30分くらいで観終わった。

フランク・ロイド・ライトの建築物についてもう少し詳しく見られるかと思っていたのだけど、ステンドグラスのこととか、彼の芸術と機械化に関する思想のことが中心だった。

モリスは機械化にどちらかと言えば反発するように手工業を考えたけど、フランク・ロイド・ライトは機械でこそ可能な完全な直線の美を重んじたみたい。

お出かけ記事として書いたのはこちら↓

それより一番私が注目したのは、ウィリアム・モリスの書いた小説で、ケルムスコット・プレスが製造した本。

一番売れたのが1892年「ユートピア便り」という本なのだが、モリスこだわりのフォントで書かれ、周囲にびっしりと挿絵が描かれている。まさに「いちご泥棒」のような。

使う紙や印刷までこだわったそう。

これ欲しいなと思うくらいだったが、なんとあの私の大好きな夏目漱石が、このケルムスコット・プレス製の本たちに魅了され、日本に持ち帰って自分の本の装丁を依頼する時に参考として見せたのだそう。

おお、夏目漱石、私も魅了されたよ!同じだね!!

ちょっとうれしい気持ちで出てきた。

そうしたらルピシアとのコラボの紅茶「いちご泥棒」が売られており、高かったのに買ってしまった。まあいいか。

モリス以外のひとのデザインも素敵だったし、見れてよかった。

たまにはゆったり好きに出かけるのもいいな、ということを久しぶりに実感した。


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