見出し画像

近道なんてないのさ/思いっきり泣いたっていいじゃん!

きょうから鎌倉で『ジャイロトニック®︎ファウンデーションコース』が始まりました。
アラフィフ、アラカンの女子たちのグループでなかなか面白くなりそうな予感がしてます。


初日が終わって「どうだった?」とみなさんに聞いたところ、お一人が泣き出しそうな顔で言った。

「難しい・・・です。全部」


そりゃそうだ。
趣味で楽しく弾いていたピアノ。
その先生になる!
そんなニュアンスのことをやってるわけだから、カンタンではないとは思うし、わたしも初めてトレーナーになるためのコースを受けたときは何がなんだかさっぱりわからなかった。

だいたいハンズオンとか、意味がわからなかった。エアロビクスは教えていたけど、人のからだに触れて伝えるようなことはほぼ皆無。
筋肉の名前も骨の名前もわからないので、ひたすらポカーンとしてました。
記者だったんだもん。ライターだったんだもん。『人生、ほぼデスクワーク』からのスタートなんで、急に骨の名前言われても困るし。


だから、彼女の気持ちがよくわかった。


「みんなに不快な想いをさせてるのではないかと思うと・・・」

そうそう。
そういうことも考えたことあったなぁ。

「それ違うよ」
「方向が違う」

ペアになった人によく言われてました。
でも、どうせなら「驚愕するほど下手くそでみんなに迷惑かけまくって泣きわめく」ぐらいやってみたらいいと思う。


今までは「泣かないで。楽しくやろう。無理しないで」と思ってたけど、思いきり泣いてスッキリしたらあとはやるだけ。

不安でも。
下手くそでも。


とにかくやる。
近道はないのだから。

それにしても、つい最近まで「泣いちゃダメ」と思ってました。
それってよく考えたら「わたしが泣かしたみたい」で罪悪感に苛まれるから。
でも、泣きたかったら泣いたほうがいい。
チクショーとか。
できねえーとか。
思いっきり泣ける環境こそ、もしかしたら「安心・安全」なのかもしれないから。


この記事が参加している募集

ぜひサポートしてください。 まだまだ日本では馴染みの薄いジャイロトニック®︎、ジャイロキネシス®︎を通じて、楽しくすこやかに生きる人たちのサポートをできるように使わせていただきます。