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英語IELTSスコアは足りなくても出願せよ!イギリス大学院社会人留学

海外大学院を目指す方がぶち当たる壁というのが、出願条件、特に英語スコアではないでしょうか。私も英語のスコアを獲得してから出願するものだとてっきり思っていました。(それが最も正しいですが)

大前提として必要スコアを日本で取得してから来た方が実りある留学になることは間違いありません!!実際私は英語力が足りないまま渡英したおかげで痛い目に遭いましたので、可能な限り留学開始前に英語力を高めておくことを強くお勧めします。

ただ、「英語スコアが足りない。けれど留学に行きたい!今年中に!」という方はとにかく出願することをお勧めします!

出願前の状況(留学年1〜2月)

英語

IELTS6.0しかありませんでした・・・。
応募を検討していた大学院の条件は下記の通り。
East Anglia: 6.0 / SOAS: 6.5 / Sussex: 7.0
(同じ大学でもコースによって変わることがあります。)
ただもう受け直している暇はない!えぇえええーーーーい取り敢えず出してしまえ!落ちたら来年受けるまでだ!!と強行突破。

パーソナルステートメント
志望動機みたいなものですね。書き方やテンプレは様々なサイトで紹介されています。
「なぜそのコースに私が行く必要があるのか」を説得するのが重要です。私は下記のような流れでざっと800字程度書き、コースに合わせて少し内容や文字数を調整しました。

  • 大学時代に学んだこと

  • 今の仕事に就いた理由と成果

  • (仕事が開発関係ではなかったので)仕事外で受講した講座について

  • なぜ開発学を勉強したいのか

  • 将来のキャリアビジョン

旦那さんに校正をお願いしていい感じの言い回しに修正してもらい、パーソナルステートメント完成!「え、800字?英語で??そんなん学部時代も書いたことあったっけ???」と着手するまでは気が重かったのですが、書き始めると今までの経験や考えていたことがばーーーっと出て来て、2月頭から2週間ほどで一気に書き上げました。

推薦書

新卒入社の会社だったため、上司に会社辞めるんで推薦書書いてください♡
なんて言えるわけもなく、大学時代の教授にお願いをしました。
推薦書は2本あるとより良いと思いますが、私が出願したSussex, SOAS, East Anglia, Westminsterは1本で問題ありませんでした。

推薦書をお願いする際にはパーソナルステートメント(志望動機)を添えると丁寧だと思います。私の教授は学生時代の思いや将来の進路も汲んで推薦書を執筆下さいました。

ちなみに推薦書をお願いしたのが2月頭、ヘッドレター&署名が入った最終稿を手にしたのが3月頭です。

その他書類
大学の卒業証明書、成績証明書を大学から取り寄せます。
CV(英語版履歴書)も作成しておきましょう。

いざ出願!!

MBAのようなGMATなどの試験もないので、新しく準備するのはパーソナルステートメントと推薦書、英語版CVのみです。
「これが海外の大学でよく聞く、入るのは簡単だけど出るのは難しいってやつか・・・!?」と若干震えながらポチポチ応募。
どこの大学院も応募フォーマットは似たようなもんで、個人情報入力、必要書類アップロードを済ませました。

そんなこんなでほとんど条件付きですが出願校は無事全校合格。
SOAS 3/5応募→3/10合格通知(条件付き合格)
Sussex3/6応募→3/27合格通知(条件付き合格)
East Anglia 3/6応募→3/29合格通知(無条件)
Westminster 3/8応募→4/11合格通知(条件付き合格)

通常は9,10月あたりから応募し、遅くても年内には出願完了していることが理想です(それしかネットで出てきませんでした泣)。イギリスはローリング審査で早く出願をした人から合格が出され、どんどん席が埋まり、最後らへんは国籍などの偏りがないように人員調整という噂を聞いていたので全校なんとか合格を貰えたことに狂喜乱舞しました!!

余談

大学によってはコースに関連する学位や職務経歴、また社会人経験などを応募条件として設定しています。
ただ私の場合学位は法学部(公共政策ゼミだったので、専攻はPublic policyと記入してましたが、ど真ん中は国際関係論やSocial-science系です。)、仕事は消費財メーカーの営業・マーケティングと側から見るとひっちゃかめっちゃかです。
ただ、その一つ一つの選んだ理由をパーソナルエッセイで説明するよう務めました。
また、社会人経験に関しても、私が行ったSussexのコースは必須条件になっていましたが、クラスには学部生から直接進学している子が3人も居ました。
なので、応募条件には色々書かれていますが、それを補うものがあれば考慮してもらえるため、とにかく挑戦をしてみることが大事だと思います。

次回、入学までに英語を伸ばす方法(というか無条件合格にする方法)としてプレセッショナルコースについて書いていきます〜!


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