#205 New Yorkerのアテンドで・・・ニューヨーク1人旅 2018年11月20日(火)20日目・・・5

地下鉄を逆方向に乗り間違え、すったもんだの末、結局、Hidemiさんとの待ち合わせ約束時間に遅れること1時間半。とてつもなく長い1時間半だった。

12:00の約束だったが、やっとHidemiさんに会えた時には、13:30を過ぎていた。一生懸命謝った。
私は、時間厳守にはうるさい。特に待つのはいいが、待たせることが大嫌いなのである。それなのに、大遅刻をしてしまい、申し訳なさと自分への腹立たしさで、気落ちしていた。
それでもニコニコ顔で許してくれたHidemiさんは、自宅のご近所だという、素敵なカフェに連れて行ってくれた。

【Café Lalo】。映画【You’ve Got Mail】の撮影場所として有名で、トムハンクスとメグライアンが会ったカフェ。

【Café Lalo】

煉瓦の壁と、背もたれが赤いハート型になった椅子が、んまぁーおしゃれ。街がお洒落だと、それに合わせてカフェもお洒落なのね。
私の実家周辺にある、田んぼに囲まれた喫茶店とは、全然違う。

入り口を入ってすぐのケースの中には、色とりどりの美味しそうなケーキ。目移りして、よだれが出そう。

私は大好物の、ナッツがたくさんついたチョコレートケーキを食べた。

ここで、12時に待ち合わせを決めてくれたHidemiさんは、きっとランチを考えてくれていたんだろうな……。それなのに私が1時間半も大遅刻をしたせいで、彼女のプランはぐちゃぐちゃになったんだろうな……。
ホンットに申し訳なかった。

軽くお茶をして、お散歩をしながらHidemiさんについて行くと、アメリカ自然史博物館に到着。でっかい骨の恐竜がドドーンと鎮座していた。

アメリカ自然史博物館前の、道路を挟んでお向かいは、Central Park。
そして、アメリカ自然史博物館から数十mまっすぐ歩くと、以前ジョンレノンが住んでいた、ダコタハウスの前を通りかかった。

そのままCentral Parkに入り、夕暮れ前の公園散歩を楽しんだ。
地平線に向かって傾きつつある太陽の光と、紅葉で色づいた木々が美しくて、絵葉書の写真のようだ。
橋の欄干に繊細な彫刻がしてあり、芸術品を見ているよう。

Hidemiさんにとって、Central Parkは自宅の庭といっても過言ではないほど知り尽くした公園なので、あちこち案内してくれる。
1人では行くことはなかったであろう、森の中や湖畔や小川、とても大都会Manhattan内とは思えない別世界だった。

前に1人で来た時は、ストロベリーフィールズの周辺を少し歩いただけだったが、心強いNew Yorkerのアテンドで、絵画を見ているかのような風景を堪能できた。

1時間ほど公園散歩を楽しんだ後、72 Street駅から地下鉄に乗って、Times Squareに移動した。
72 Street駅は、Manhattan内にある、狭い囲いのような階段の出入り口とは違い、屋根付きの可愛らしい駅舎が建っていた。









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