#70 朝のおしゃべりタイム・・・ニューヨーク1人旅  2018年11月5日(月)5日目・・・1

宿では、毎朝7:30に朝食を摂る。
今日は、パン、ポタージュ、野菜にフルーツ。

オーナーの陽子さんが作ってくれる朝食は、野菜好きで薄味好みの私にピッタリで、それはそれは美味しかった。
野菜やフルーツ、豆やお肉、スープが日替わりで、バラエティに富んだ彩の良い健康志向の朝食。3週間の滞在中、英語やメニューがわからず飲食店に入れなかったり、まともに買い物できずに食事が摂れないこともあったが、陽子さんの朝食のおかげで、しっかり活動できた。

毎朝7:30にいただきますをし、美味しさに感動した後は、決まっておしゃべりタイムになる。
陽子さんは実に博識で、アメリカのこと、New Yorkのこと、政治や歴史、カルチャーやトレンド、色々なことを教えてくれる。そして少しでもわからないことがあると、その場ですぐに調べて、アンポンタンの私でもわかるように、説明してくれた。旺盛な好奇心はもちろん、お客様に役立つ情報収集も、オーナーとして大切だとの持論を持ち、アドバイスもたくさんいただいた。初めての海外、初めてのNew York、できない英語、それでも3週間、あまり困らず快適な旅ができたのは、陽子さんのおかげでもある。宿泊費以上の、余りあるサービスを受けた。

そんな陽子さんから次から次に語られるエピソードが面白くて、ついつい聞き入ってしまい、気付くと9時、10時になっていることもよくあった。★がいくつもついているお高いホテルでは味わえない、一般庶民に近い3週間が過ごせたことは、New Yorkerになりたい、けれどなれ(成れ、慣れ)ない私には、このうえなく嬉しい事だった。

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