New Yorkerたちに助けられて、嬉し泣き。・・・New York留学準備・・・50

VISA申請費が、何度TRYしてもエラーになって払えず、見当違いを承知で、学校スタッフにSOSを出した。
入学予定である語学学校のスタッフは、通常の学校業務に加え、夏休みや9月から始まる新年度の準備で多忙のはずである。私のエラーだらけのVISA申請費支払いなんぞ、業務外のはず。それにもかかわらず、困り果てている私のために、尽力してくれた。

その朝は、度重なるエラーが気になって、前夜から眠れないまま、
布団の上でゴロゴロしていた。日本時間AM5:00。
【もし、1時間以内にこちらのメールをみていたら、お話できますでしょうか?】
と学校スタッフから連絡が来た。すぐに返信し、テレビ電話を繋いだ。
「こんにちはっ!! あ、日本は早朝ですよね。おはようございますっ!!いつものテンションでごめんなさーい!!」
スタッフの、とびっきり明るく元気な第一声に、落ち込んでへこんでいた気分が救われた。

お互いのPC画面を見ながら、どうやったら支払えるか、サイト入力を色々と試してくれた。そして、何度も何度もトライしてくれたが、とうとうスタッフにもわからない。結局、
「お金はかかってしまいますが、サポートセンターを案内しますので、連絡してみてください」
とのことだった。
切電後、すぐに紹介されたサポートセンターにメールを入れると、数時間後、【今からセッションができます】との連絡が入り、すぐにお願いした。
日本は真昼間だが、ニューヨークはそろそろ深夜帯。申し訳ないと思ったが、困り果てていたので、お言葉に甘えてすぐにお願いした。
すでに学校スタッフから連絡がいっていたので、サポートスタッフも心得てくれていた。

通常はサポート費入金確認後のサポート開始のところ、成功報酬ということにしてくれて、深夜帯で未払いにもかかわらず、対応してくれた。
ここでも、テレビ電話でお互いのPC画面を見ながら、一緒に1つ1つ入力し、確認し、時にはエラーを修正しながら、進んだ。
エラー表示になっても、〝あ、そういうことね、じゃあ、こうしてください〟と言われ、そのようにして先に進めたときには、心底【助かったぁ~】と、硬直した全身の筋肉がほぐれていく感じがした。

私のノロノロ入力に「ゆっくりでいいですよ」、先に進めて次のページが表示されたときには「あ、できましたね。よかったです」と、1つ1つ丁寧に寄り添ってくれた。
VISA申請費の支払いと、面接予約だけの手続きに、1時間40分もかかってしまったが、優しく誘導しながら、根気よく付き合ってくれた。

最後に「ニューヨークにいらしたら、ぜひお会いしましょう」と言われたときには、嬉しさと、緊張感がほぐれたのと、安心したのと、今までのイライラと不安から解放されたのと、色々混ざって泣いてしまった。
何度も何度も頭を下げお礼を伝えた。

ふぅ~、これでやっと、面接に行けるっ!!

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