企業年金について・・・New York留学準備・・・25
今から40年ほど前の20歳前後の頃、5年間だけ某大手企業に勤めていたことがある。途中入社だったのだが、入社3週間後に10,000円のボーナスをいただき、半年後に満額をいただいた時には、一般事務員の倍だった。
業務自体は面白いとは言えなかったが、金額に関しては時代背景もあり、
財形貯蓄が面白いように増え、そのほとんどは、推し活に消えた。
退職する時に、
〝60歳になったら申請してください〟
と言われた年金があったのだが、20歳すぎの、脳内お花畑の私にはピンとこなかったし、現在のヨレヨレ脳内では、その存在は、奥の奥のずーと奥に、忘れ去られていた。
今回、厚生年金の相談に行き、記録を見ていただいたところ、厚生年金とは別に、企業年金の記録が残っていたのだ。
厚生年金の相談に行き、手続きの手順が分かったところで、次は企業年金だ。
早速、企業年金連合会に問い合わせたところ、厚生年金の手続きが終わり、年金証書を受け取った後でないと、企業年金の手続きができないとのことだった。そして企業年金は厚生年金と紐づいているため、厚生年金を受け取った年齢からになる。
例えば、60歳で厚生年金を受給し始め、65歳で企業年金の申請をすると、
5年間の誤差がでる。その場合、企業年金は、減額されて(繰上げなので)5年分を受け取ることになる。
60歳で海外からの申請に、自分でも、そんなにややこしいことしなくても、65歳になってから日本ですればいいのに、と思う。
しかも、海外の銀行口座への入金だ。
けれど、多くの投資家が滅びゆく日本だの、経済学者のような人がこの先、金額がどんどん減っていくだの、受給年齢がどんどん先送り(上がっていく)だの、残念なことを言っているので、少々ややこしい手続きではあるが、さっさと受給した方がいいような気がしないでもないのである。
社保、国保、免除期間が複雑に絡み合っている私が、受け取れる厚生年金額は雀の涙で、企業年金は厚生年金の1/10という、何とも情けなく、お恥ずかしいばかりである。トホホ。