#64 異国を実感したHarem・・・ニューヨーク1人旅 2018年11月4日(日)4日目・・・9

初めて来た憧れのHarem。ほんの少しでもいいので街を感じてみたかった。そこで、ツアーで回ったエリアとは、駅を挟んで反対側を歩いてみた。

駅からワンブロックほど離れているだけなのだが、閑散としていた。
時々あちこちにある小さな教会の出入口に、数人の家族を見かけるだけで、ほとんど人がいない。まるで田んぼが広がる私の実家付近の様で、東京の自宅よりもさらに閑散としていた。でも、私の気持ちはウキウキしていた。
初めて来た憧れのHaremを歩いているのだ。ツアーで回った洗練されたエリアとは一味違い、いかにも一般庶民が暮らす住宅街だった。
ここでの暮らしはどんなだろう。どんな人がどんなふうに暮らしているのだろうと想像しながら、ワクワクしつつそぞろ歩いた。

ワンブロックをぐるりと回ると、また駅前の大通りに出た。駅の周りには飲食店やスーパーが並んでおり、入ってみると、大きな肉の塊や、日本の4、5倍はありそうな薄切り肉が並べられ、さすが大きな国アメリカを感じた。
その他、当たり前だが見たことがない商品だらけ、箱に入っている物が何なのかさっぱりわからない物だらけだった。〝ああ、海外にいるんだなぁ〟と改めて実感した。

危ない、恐ろしい、1人で行くな、何かあっても自己責任、など、散々脅されて、さぞ恐怖がはびこってる街かと思いきや、昼間なら全然問題なく楽しく歩けたHarlem。

Apollo Theaterに遭遇した嬉しい衝撃は、一生忘れない。


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