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結論:好き嫌いはあった方がいい。

「好き嫌いしてはいけません」と小さい頃言われてた人?
はーい(*'ω'*)ノ

誕生日会に友達を呼んだとき、「Aちゃんはショートケーキ食べられないから(アレルギーではない)チョコケーキ用意しなきゃいけない。Bちゃんは好き嫌いなくなんでも食べてくれるのに。ゆきのは好き嫌い無くてよかったわね~」という言葉を聞いてた。

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職業柄、たくさんの会社を見ていると
同じような会社がごまんとある。
私が担当していたIT業界でよくあるのが、SESやWEBマーケティング。事業内容は同じ。自社製品も無い。福利厚生以外で差別化できる要素が無い。
すでに同じことやってる会社が死ぬほどあるのに、なんでわざわざ新しく立ち上げるのか意味がわからなかった。
SESとは、システムの開発・運用などの業務にエンジニアを派遣する技術支援サービスのこと。つまり人材派遣なので、働く場所は顧客先だし、会社によっては自社の社員同士の関わりも無いから、帰属意識も薄い。
そんなSESのエンジニアのおじちゃんに、「(仕事内容は同じなのに)なんでこの会社を選んだんですか?」と聞いたら
「コレだよ」と、手でお金のマークを使って教えてくれた。
なるほど。やっぱりそうだよね。どこも同じだよね。

・・・

好き嫌いは、克服するべきものだと思っていた。
だから、嫌いなのに奢られたコーヒーは飲んだし、当たり前に注文される一杯目のビールも飲んだ。大人になると美味しくなるんだよ、という言葉を信じて。
仕事では、こだわりの強さを表すと面倒くさがられ、上司の言うことを聞ける柔軟さが評価された。

さらに、曖昧にするという技も覚えた。
牡蠣、フォアグラ、もつ鍋、辛いもの、、、これらは自分では選ばないけれど、飲み会の場とかで出たら食べた。

「食べれるけど好きじゃない」というグレーなジャンル。

・・・

最近、この世は素晴らしい物で溢れてるなあ~みんな天才クリエイターだな~すごい~(´;ω;`)と、感動することが結構ある。
それはミュージカルに関するものはもちろん、小説とか、ダンスとか、芸術と呼ばれるジャンル以外にも、電車とか、料理とか、そんな当たり前に目の前にあるモノについても、そんな感動が湧いてくる。(心の調子が良いときだけ)

そしてそんな何かを生み出している天才たちは、こだわりが強く、自分の「好き、嫌い」の輪郭をハッキリさせた結果、新たなるものを生み出しているということに気づいた。

これは何かを生み出すとかクリエイターになるということだけじゃなく、「自分」というものをクリエイトするという意味でもそう。
自分というものをクリエイトするってなんだよ?笑
でもさ、就活とかで自己分析するじゃん。それってさ、学生時代は皆と同じが評価されていたのに、急に自分らしさとか言われても・・・って感じになる。
でも、好き嫌いがあって、それを表現していたら、絶対にやりたいことは明確になる。
「表現」っていうと、文章に書くとか、アートで表現するとか思われるかもしれないけど、そんな大それたことじゃなくて、日々の選択よ。食べるもの、着るもの、仲良くする人。

・・・

この前ZOOM会議したとき、その人の背景だけですごく面白かった。
真っ白な壁の人
ナチュラルな部屋の画像を使う人
わたしは飾ってるお花の前。

昔の私は真っ白な壁を選んでいた。無難だから。
そして画像を選ぶにしても、そのナチュラルな部屋は選ばないな~と思った。
そう、小さな選択が、その人をちゃんと表している。

選ぶことを恐れない。

誰かから何を言われても、それはただその人の感想だから。

曖昧にしてるものも、嫌いって言っていい。


選んでいこう。

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