ラジオ体操、始めました。

　ここ数ヶ月まともに運動してこなかったせいか、身体能力に異常が生じ始めた。

　まず、椅子に座っているだけで筋肉痛。まさか読書しているだけでなると思わず、いよいよ年齢の弊害が私を襲ってきたのだと実感させられた。

　次に、午前二時までリア友たちとした人狼がきっかけで全身激痛。一日中ベットで療養する羽目になり、これまた多くの友人に「運動不足」「バカじゃないの」と諭される散々な始末。そんな高校生を卒業しただけのニート同然の生活をしている私。

　バイトしろって？……早急にできるの短期だけだし、高校生の時給じゃ安いんだよ。したがって、大学の学生証をもらってからバイトします。履歴書とかの対策はするからね、いやほんと。

　閑話休題。このままじゃ大学通う前に体が駄目になる！そう思った結果、とりあえずラジオ体操を朝一でやり始めました。まだ日光が差し掛かるかという曖昧な時間からのスタート。この時だけは大型テレビがあって良かったと思いつつ、柔軟をする。そうしたら次々出てくる問題点。足まで指が届かないし、ラジオ体操をするだけでそれなりに体力を浪費しているではないか。……いや体脆すぎよ。もう少し丈夫かと錯覚していた。

　高校生までは夏休み運動しなくてもなんとかなっていたはず、はずなのだ。過去の栄光にしがみついている事実を押し付けられた私は、おとなしくこの運動を維持することを決意したのだった。