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北陸新幹線「かがやき」で敦賀へ~その3~

昨日の初乗りは日没後だったので、改めて明るい時間帯に新幹線延伸区間の乗車を楽しもう。というわけで、北陸新幹線ホームへ。

金沢始発敦賀行きの「つるぎ11号」は、JR東日本所属のE7系。フリーきっぷで乗車できるのは自由席なので、12両のうち2両しかない「つるぎ」自由席車を目指して無事2号車に座席を確保。平日午前中の時間帯だけに空いているね。

敦賀に向けて発車すると、小松、加賀温泉、芦原温泉と途中駅通過の速達タイプで、次の停車駅は福井。30分弱の乗車で、福井県県庁所在地に降り立った。

恐竜で売り出している街なので、駅の両側にはモニュメントがあちこちに。

関西各地や名古屋から福井へは、鉄道利用だと敦賀乗り換えの手間が増えて不便になったとの声を聞くようだ。一方、北陸三県(福井、石川、富山)間の往来に関しては、乗り換えがなくなって結びつきが強くなるとの期待があるのも、また確かだろうなと思う。

そんなことを考えながら、駅前の電停に発着する福井鉄道電車を眺めるのであった。

新幹線改札から再入場。構内にオープンして間もないそば店で、おろしそばにて早めの昼食タイムとしよう。

福井には、1時間ちょっと滞在。

「つるぎ15号」で敦賀へ。こちらは、JR西日本所属のW7系。やはり速達タイプなので、途中駅の越前たけふは通過。20分弱で終着敦賀に到着。昨夜は、すぐに宿へ向かったので、じっくり駅を観察してみよう。

新幹線ホームのすぐ下は、乗り換え用の広いコンコース。そして、さらにその下が在来線特急が発着するホームとなっている。特急用ホームをちょいと覗いてみよう。

発車時刻を過ぎている「サンダーバード」が停車したまま。強風の影響で湖西線経由の「サンダーバード」は遅れている様子。車内は外国人観光客などでほぼ満席だけれど、特に不穏な雰囲気はなくて皆さん静かに発車を待っている。

湖西線の強風は宿命のようなものだから、これからも敦賀駅での混乱は必至だろうなあ。

新幹線側の東口に出て、巨大な駅舎を見上げる。トンネルを出た後に既存の道路を跨いですぐ駅へ入るため、このような高さになったとか。いやあ壮観だなあ。

おそらく確実に金沢が終点だった以上の期間、北陸新幹線終点は敦賀の時代が続くだろうから、そういう意味では貫禄十分と言えそう。
      
                        〜つづく〜

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