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鼓動

どことなくその悲しそうな顔もきっと明日には忘れ消える
いつからだろうこんなに瞳が死んだのは

無意味に 生き続け唄う俺はいったい明日に何がある
部屋で独り鼓動を奏で叫ぶ
Don't kid yourself and don't fool yourself
(思い違いをしないでください、そしてあなた自身を馬鹿にしないでください)

I am addicted to the perceived fate
(私は、認められた運命に没頭します)
しがみついた運命に俺は独り
Don't kid yourself and don't wound yourself
(思い違いをしないでください、そしてあなた自身を傷つけないでください)

止まない雨 止まない音 止まない傷
止まない愛 止まない唄を…
もう止められないから
もう耐えられないから

声殺して 目を塞いで 闇に溺れて彷徨って
もう縋れない
声殺して 目を塞いで 闇に溺れて彷徨って
鋭利な君の声を胸に…
全てを闇に

晴れ晴れしい朝よ皮肉に
-おはよう-


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これはボクの好きなDir en greyの鼓動という曲の歌詞です。
このメロディや歌唱からは
「暗く、重たい世界観にいて、絶望に立たされた」
様な気さえする鬼気迫るものを感じます。
一方で、オーディエンスにとっては苦しむこの歌詞の主人公が懸命に生き抜いてる様を赤裸々に魅せてくれていると言った印象を個人的には感じてます。

何もかもが闇の中に自分はいるはずなのに、皮肉にもまた朝がきてしまう。
どうする事も出来なくて辛くて、どうしようもない日々の頃に自分はこの歌で救われていました。
何故かまだ闇から這い上がれそうな、そんな思いになれて。
闇があって光がある事に気が付き、苦悩する時間だって無駄ではなかった。
そう思わせてくれる歌です。

「あの頃があって、やっと今がある。」


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