日記「赤い月と紅い口紅」
最後に口紅をぬったのはいつだろう。マスクが欠かせなくなってから口紅をぬらなくなった。
1982年に起きた惑星直列に夢中になったという人がいた。私が月や星が好きだと言ったらその話を熱心に聞かせてくれた。他にも沢山の共通点があった。とても好きだった。縁はあったけどなかった。綺麗ではなく切ない、でもとても素敵な想い出。私のことはもう覚えていないだろう。
赤い月。満月の皆既月食に近い部分月食。太陽と月の間に地球があり、月は地球の影になる。惑星直列に夢中になった人ならもっとうまく説明できるのだろう。
数年前の金環日食に比べたら月食は少し地味だ。すごく詳しいわけではないけれどニュースになるくらいの天体ショーはかかさない。
妖艶な赤い月。惑星直列に夢中になった人は観ているだろうか。あの頃はまだマスクの必要はなかったから口紅をぬっていたっけ。なんとなく私を思い出して欲しくて紅い口紅をぬってみた。
明日はある教室にzoomで参加する。マスクはしなくていいね。紅い口紅をぬろう。
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