フォローしませんか?
シェア
佐山由紀
2024年2月3日 21:07
節分を迎えるころは最期の一輪の花殻が立つ四匹のうち一匹の鬼がくしゃみをしながらそれを摘みとりぱきっぱきっと、手もみをする衣装ケースの中の古くなって捨て時がきた服を袋に詰める行事ごとに写るどうしても名前を思い出せない人の顔色褪せたアルバムの写真は記憶の抜け殻さえアイロンをあてたとしてシワが伸びることはない橋を渡りきるまでごみ収集車を見送る足りない気がして橋へむ