生きる絶望

なんで死にたいの。

これから先、生きたいと思える理由がないから。
頑張って生きる意味がないから。
いつか死のうと思っているのに、生きる意味が分からないから。

なんで生きなきゃいけないの。

その答えが、ぼくには心底分かりません。


ぼくの好きがギリギリぼくの日々の命の綱を保ってくれていて。
でもそれは、一生を生きる理由にはならなくて。
ぼくをこの世に繋ぎ止めてくれる何かは存在していなくて。
生きていたいと思える何かもないです。

みんなぼくに優しくしてくれる。
でもそれは責めて悪者になりたくないから。
ぼくはできない子だけど、責めるほどでは無いから。
みんな結局優しいから。
だから優しくしてくれるの。

でも少しの失望が、ぼくには死ぬほど怖く感じるんです。
「なんでこんなこともできないの」
「なんで普通にできないの」
そんなことを言われているような気がするんです。
全部被害妄想なんでしょうけど、そう思われていると自覚しないとぼくは真っ当に生きていけないような気がして怖いんです。

ぼくを見る、貴方の目が怖いです。
何を思っているのか、ぼくをどう思っているのか、
貴方の本性を考察してしまうから。
だから人の顔をうかがう。
小さい頃からその癖がついてしまって、相手の機嫌に脅えながら生きるしか出来なくて。
でも見すぎると怒られるから、それにも怯えて。
ずっとずっと、全員が怖いんです。
恐ろしいんです。
ぼくを見ていない、他人しか安心して見ることが出来きないんです。
それか、ぼくを理解している人しか、安心できません。

ぼくは運が悪いから
それかぼくの全てが悪いから
ぼくは今まで、他人の機嫌に左右されて生きてきました。
教えられていないことを聞いたら聞くなと怒られる。
だから人に聞くことができなくなった。
姉だから全て言うことを聞け。
だから負け犬根性が身について自分が全て悪い思うし、自分で善悪を決められなくなってしまった。

自分をしっかり持っている人が好き。
それはぼくが自分を持っていなくて、全て他人本意の他人依存型だから。
ないものねだりで、ないものに憧れるの。
しょうがないじゃん、ぼくだって人間なんだよ。
でも小さい頃から人間扱いをされてこなかったから、ぼくは本当に人間なのか、分からない。

どうしたら、普通に生きられるの。
どうしたら、この先生きたいと思えるの。
どうしてみんな、そんなに頑張れるの。

生きるのに真面目すぎる。
優しすぎる。
そんなこと分かってるよ。
でもそんなの関係なくて、そんなぼくを認めてくれたら一番楽なのに。
なんでこんなに全てに脅えながら、生きていかなきゃいけないの。
なんでぼくは全て奪われていくの。
なんでぼくの命は誰も奪ってくれないの。
誰か、助けてよ。

ぼくには誰もいない。
ぼくにはなんにもない。

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