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【保育の場から】お昼寝しようぜ!

私が働いている一時保育室は、0歳~2歳児さんをお預かりしています。

保育園という場所では、昼食後に必ずお昼寝の時間があります。
それは一時保育室でも同じこと。

ときどき、お昼寝の習慣がまったくないお子さんがいらして少しびっくりすることがあります。
0歳さんでも、そういうことがあるのです。

おうちのなかだと、活動量があまりなくて日中に眠くならないのかな?
日中にがっちり起きていて、夜にしっかりたっぷり寝る。
うん、確かに、保護者の方々はそのほうが楽なように感じるのかもしれない。

だけど、小さなお子さんにとってお昼寝はとても重要なものです。
日中の活動中は、お子さんにとって刺激がいっぱい。
脳も身体も、大人が思っている以上に疲れているはず。
お昼寝で一度疲れをとってあげることで、午後の活動も活発にできますし疲れからイライラしてぐずるような状態も、一度休むことで落ち着きます。

現に、一時保育室にやってきて慣れずに午前中泣き続けていた子でも、お昼寝がちゃんとできると午後にすっかりご機嫌になって遊べている、なんてことはめずらしくありません。
お昼寝ってすごいんだなぁ……と実感する瞬間。

また、いずれ保育園に預ける気がある場合は、お昼寝のリズムをつけてあげたほうがいいと思います。
保育園では絶対にお昼寝するし、集団保育のなかで眠れないお子さんに一対一で丁寧に向き合ってあげるのは実際なかなか困難なところが多い。
眠れなかったお子さんは午後に調子があがらないことが多いから、ご機嫌で過ごすのも難しい。
お子さんの体力によっては、疲労がとれなかったためか、午後に発熱しやすい子もいます。
ちょっとかわいそうな感じになりがちかもしれません。

適切な時間お昼寝ができると、免疫力もあがったり、アメリカの大学の研究(ざっくりしてんな)では記憶力も向上する、なんて結果が出ているらしいです。

お昼寝の習慣をちゃんとつけられたほうが、結果的に保護者の方にも育てやすいし健康で呼び出しの少ない子になるんじゃないのかなぁ。。

もちろん個人差の大きいことですから、難しいんだよ!という場合もあるかもしれません。
お昼寝の習慣のないお子さんでも、午前中にがっちり身体を動かした活動をしてもらいえば、ほぼ必ず寝つけます。
30分くらいで目覚めちゃうこともあるけど、眠れないよりは復活できる。

リズムをつくってあげるのは最初は大変かもしれないけど、それでもトライする価値はあると思うんです!!

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