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農業をひも解く15 ~インフラへの依存~

EV。
コンセント(プラグ)の先には、巨大な電気インフラがある。
EVは、その背後にあるインフラに支えられているわけで、自立した存在ではない。
今のところ。

インフラ電気

内燃機関車。
給油ノズルの先には、巨大な石油インフラがある。
内燃機関車も、その背後にあるインフラに支えられているわけで、自立した存在ではない。
間違いなく。

インフラ石油

地球規模のCO2排出削減に連動して、内燃機関車はEVに移行していくが、それが巨大なインフラ無くしては存在できない、というところが気になっている。

何かに依存

することへの不安のようなものか。

不安

人は歳を取ると農業に立ち返る。これを、

定年帰農

と言ったりするが、僕が調べたところでは、その(心理的)要因は解明されていない。

ただ思うのは、人が定年を迎えて「社会」から切り離された時「自立」できない自分を察し、その自立を手にするためのスイッチが入る
そういう側面があるのではないか?ということだ。

全てのインフラがダメになった時、
つまり、自分が依存しているものが全て消え去った時、
自分は生きていけるのか?

「農」という営みの中に、その答えが眠っている。

だが、「農業」という産業はそうではない。

巨大な農業インフラに依存しているからだ。
・・扉の写真、何か分かりますか。




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