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軽EVの向こう側

クルマのEVシフトのことは以前書いた。それから、それが現実化している報道が案外多かったので、ああ、進んでるなと思った。

この流れは歓迎するが、農業・農村に関わる者としてお願いしておきたいのが、

軽EVの四駆化

だ。

農村における軽トラは農家の足。長距離を走ることは少ないし、孫の送り迎えとかなければ(笑)、一日の走行距離は数キロ、年間走行距離もたかが知れている。なので乗用車のようなロングレンジを考えた設計は不要だろう。

ただこの、

四駆

だけは譲れない。

ぬかるみや田んぼの昇降路、そして雪。四駆なければたちまち立ち往生だ。まさに不可欠の装備と言っていい。

ところが、以前販売されていた車には四駆の設定はなかったし、民間でEVコンバートしている会社さんも「四駆は難しい」との記事を書いていた記憶がある。

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インホイール・モーターを採用したりして、ぜひぜひ四駆を実現していただきたい。メーカーさん、よろしくお願いいたします。m(_ _)m

さて、僕の場合、刈払機など、使用する道具は全てバッテリー仕様だ。エンジン機は一台も使用していない。
理由は当然、地球環境、そして健康のためだ(振動障害防止)。

この場合、EV車は優秀な「電源」となり得る。実際にそれを行っておられる農家さんの投稿もある。だが残念ながら僕にはできない。ヨンクじゃないから。

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農業・農村は、再エネに親和性が高い。少し工夫すれば、いや、その気になれば、CO2の削減にも寄与できる。僕はそんなのをまとめて、

Smart Farm Village

って呼んでいる。

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※図中、「CE」とは、カントリー・エレベーターのこと

もしそれをやった時は、村の軽トラは全部EV化したい。
そしたら、かなりイイ感じになると思う。

企業の皆さん、農村の電気買ってくださいね!!

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