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う:ウサギと亀から学ぶこと。

「ウサギと亀」という童話は、「亀のように地道に頑張ることが大切」という教訓を伝えている。ところが、この童話には別の解釈があるらしいということを最近知った。その解釈がこちら。

「ウサギが負けたのは、ゴールを見ずに、亀を見ていたから負けてしまった。人のことではなくて、自分の目的を忘れないことが大切だ。」

という解釈だ。人のことは気にするな、ということらしい。
偶然、この話は自分が最近よく考えている事と同じだ。
人のことを気にしても他人の評価はしょせんあやふやで、あてにはならない。だったら、自分の道がわからなくなる前に、評価なんて気にしないようにしたほうがいい。

ところで、ウサギはゴールを見据えて走っていたら、本当にゴールにたどり着けたのだろうか。

否定する人がいなくても、目的にたどり着くのは結構つらい。というより、応援してくれる人がいないほうが大変だ。

ゴールには一日でたどり着けるわけではないし、だいたい1日でたどり着くようなゴールはあんまり達成感がない。
心を支える理由とか、応援してくれる人とか、目標にする人とかたくさん支えるものが必要だ。「こんな幸せが待っている」とか「この人みたいになりたい」とかそういう明るい理由が自分を前に進ませてくれる。

ウサギは応援してくれる人や寝ているのを注意してくれる人がいれば、案外ゴールにたどり着けたのかもしれない。人の言うことをすんなり聞くウサギならばだが。「亀に負けないだろう」という慢心があったので、注意されても「亀は遅いから大丈夫。もう少し寝てよう」と抜かすのだろうか。こういう性格だから、注意してくれる動物がいなかったのかも。

生きていたら「これを達成したい」とか「これができるようになりたい」とか目標がたくさん出てくる。ウサギのように慢心しないように、かといって、追い詰めすぎるとまだ目標にたどり着いていない自分に嫌気がさしてくれるので、ほどほどに、歩んでいけたらなと思う。



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