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秋の北海道旅行・3日目

旅の1日目と2日目はこちら。


3日目の朝はホテルでの朝食でスタート。

ホテルの朝食って久しぶり。
旅行中は野菜不足になりがちなので、朝からたっぷりサラダをいただけるのは嬉しい。

北海道の食材を使ったメニューはどれも美味しかった。
わたしはいただかなかったけれど、スープカレーは蒸し野菜を自分でトッピングできるようになっていて、人気だった。

この日は楽しみにしていた旭山動物園へ。
夫とわたしは水族館には何度か出かけているが、三鷹の井の頭自然文化園以外は2人で動物園に行ったことがなかった。

わたしは8年か9年前?に旭山動物園へ行ったことがあったけれど、それからあちこち新しくなったと聞いていたので見てみたかったし、初めて行く夫はワクワクしていた。
わたしも動物は好きな方だと思うが、彼も動物好きで、動物のドキュメンタリー番組もよく見ている。
だから、2時間半しっかり旭山動物園を見られるのがとても楽しみだった。

動物園に着くと、まずは動物のお食事時間「もぐもぐタイム」をチェック。

急げばペンギンのもぐもぐタイムに間に合いそうだったので、坂の上の東口から駈けおりんばかりの勢いでペンギン舎に急ぐ。

運よく間に合い、平日の昼前だというのにかなりな黒山の人だかりの中からペンギンたちが飼育員さんに魚をもらう姿を眺めた。

次にしろくまのもぐもぐタイムに向かうと、もうかなりいっぱいなので、もぐもぐタイムを2回に分けるという。
そういうこともあるのか。

行列はその後もどんどん長くなり、私たちの後に並んだ人たちは「もぐもぐタイムを見られない可能性があります」と言われていた。

わたし達はしろくまを間近に見られるガラスの近くに陣取ることができた。

餌の魚(半分に切ったイワシやキビナゴ?)がしろくまのプールに投げ込まれると、ザブン!としろくまのホクトが飛びこむ。
目の前のプールの中を、餌を見つけて口にしたホクトがゆうゆうと泳いでいく。

その体の大きさの迫力に目を奪われ、水の中を白い毛がふわっと広がっていく様子に「こんな風に泳いでいるのか」と引き込まれる。

プールでのもぐもぐタイムの後しろくま舎の奥に入ると、地上では子供のしろくま・ゆめが愛嬌を振りまいていた。

しろくま舎を出ると、無料で写真を撮ってくれるコーナーが。
「その写真を使ったカレンダープレゼント」
何の気なしに撮っていただいたのだが、それは動物園のビジネスなので、写真を受け取りに行くと「無料のカレンダーだとこちらですが、1200円でこちらの大きな写真、動物園のクリアファイルとセットになります」
という。

「いやー、それはいいかなあ」と思いつつ見ると、さすがにプロの写真なので、大きく写していただいた写真、良い写真なのだ。
うーむ。

その様子を見ていた夫が
「欲しいなら、記念に買おうよ。僕、買うから」
というので、甘えて買ってもらった。
考えてみると、わたしたちは入籍してから特に記念写真もとっていないので、これがきちんとした?初めての記念写真となった。

しろくま舎で待ち時間も含めて時間を使ってしまったので、その後のもぐもぐタイムをみることは諦めて、昼食は売店でパンを買って後で車中で食べることにし、できるだけ急ぎ足で回れるところを回ることに。

わたしたちがどうしても見たかったのがマヌルネコ。
NHK「ダーウィンが来た!」の最後に流れるアニメに出てくるマヌルネコが、旭山動物園にいると知って、楽しみにしていたのだ。

そして、檻の奥に佇むマヌルネコを見て、
「あのアニメのマヌルネコは、よく特徴を捉えているんだね」
と納得。

動物園の展示によると、「マヌルネコは1500万年前から姿が変わっていないと言われている。
ネコ科の中では現在最も古い種。
岩場の多い草原や半砂漠に生息しており、隠れる場所が少ないため、特有の生態をしている。
また、寒い地方に生息しているため、体毛が長く密集しているので、太って見える。この厚い毛のおかげで雪の上でもお腹が冷えない。」

マヌルネコ、君はそんなに希少なネコだったのか。
そして、あの容姿にもちゃんと理由があったのだね。

その後も走るようにして展示を見たので、できれば後1時間は滞在したかった。

バスはパッチワークの路を進み、美しい青い色で有名な「青い池」へ。

以前行った時は本当に何もなかったのだが、今は立派な駐車場があり、砂利道だったところも綺麗に舗装されていた。
この日はお天気が今ひとつで降ったりやんだりを繰り返していたので、池が綺麗に見えるか心配していたのだけれど、意外と綺麗に見えてひと安心。


その後。ラベンダーの季節ではないけれど、ラベンダーで有名なファーム富田へ。

こちらではもうナナカマドがきれいに色付いていた。


ラベンダーはないけれど、カトレアやベコニアなどで美しく整えられていて、お花畑は美しかった。


もちろん、
「今度はラベンダーの季節に来ようね」
と言い合いながら散歩した。

そこからバスは岩見沢経由で宿泊地の小樽へ。

ホテルにチェックインしたところで添乗員さんとバスとはお別れ。
最終日はチェックアウトから自由行動だ。

夕食は自由だったので、事前に探しておいたあんかけ焼きそばの店に行ってみることにした。

小樽といえば海鮮、と思いがちだけど、実はあんかけ焼きそばも有名だ。

せっかくならご当地グルメを、ということで、あんかけ焼きそばで有名だという「桂苑」という中華料理店を選んだ。


具沢山で結構なボリュームだったけど、麺も案も美味しいし、お腹が空いていたので、わたしでもぺろりと平らげた。

添えられていたスープも嬉しかった。
夫も気に入ってくれて、何より。

この日はバスに乗っていた時間も長かったけれど、動物園、青い池、ファーム富田とちょこちょこ歩いたので、「意外と疲れたね」と早目に就寝。

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