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秋の北海道旅行・1日目

せっかくいただいた結婚休暇でどこに行くか夫と悩んだ挙句、わたしたちは旅行先に北海道を選んだ。

悩んでいた時のことはこちら。

わたしは北海道出身なので、夫には「本当にそれでいいの?」と何度も聞かれた。
でも、いいのだ。

ここ数年、北海道に帰省してもほとんど実家から出なかったし、北海道に住んでいた時は無意識に「いつでも行ける」気がしていて、北海道内の旅行らしい旅行って、実はそんなにしていない。

久しぶりに「ザ・北海道旅行」という旅も悪くないし、なかなか自分では行かないようなところにも行ってみたかった。
夫に至っては用事や仕事で北海道に行ったことはあっても、きちんと旅行に行ったことはなくて、
「そのうち旅行で北海道に行きたいね」
と話してもいたのだ。

それなら北海道でいいじゃない。
複数見たツアーの中でも北海道旅行のツアー内容が魅力的だったのも決め手になった。

初日は夕方の飛行機での出発。
夕方出発なのは、初日の行き先が函館だから。
函館といえば、夜景で有名なところだ。

わたしは20数年前に母と函館旅行をしたことがあって、その時に函館山からの夜景を見て感激したものだった。

夫はもちろん今回が初めてなので、
「あの夜景が見られるの、楽しみだなあ」
と何度も口にしていた。

わたしも楽しみではあったけれど、わたしのためというより、ワクワクしている夫のために、「天気がよくなりますように」と祈っていた。

東京は雨が降っていたけれど、予報では函館は曇りらしい。

函館空港に向かう機内で軽食を済ませ、到着した空港で添乗員さんと他のツアー客と合流。

その後すぐにバスで函館山へ。

添乗員さんは余計な期待をもたせてはいけないと思うのか、
「この前のツアーの時は雨風が強くて全く見えませんでした。
4回に1回見えるのが函館山の夜景でございます」
と慎重な言葉選びをする。

「いやー、それはそうかもしれないけど」
と思いつつ、ドキドキして函館山に向かうと、途中で夜景が見え始めた。

うん、これは大丈夫なんじゃ。

山頂は寒いと聞き、ツアー客はそれぞれ上着を着込む。

函館山山頂について、目にしたのがこちら。

まさに、あの夜景だ。
もちろん、夫も「おおー、これが〜」と感激した様子。

ああ、見られてよかった。
嬉しそうな夫に、わたしもほっとした。

ホテルに戻った後、ちょっと小腹がすいてコンビニへ。
昔懐かしいとうきびもなかを見つけて、久々に食べてみる。


そうだそうだ、とうきびの形をしてるだけでなくて、ふわっととうきびの香りもするんだった。

2日目は結構移動距離が長いので、初日は早めに就寝。

おやすみなさい。

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