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メルカリも取り入れていた!「SDGs」ってなんのこと?その3

今回も、「SDGs」のお話を続けますね。
  
では、「SDGs17のゴール」を見ていきましょう。 
今回は、7−12の5つのゴールです。

 

7.Affordable and clean energy エネルギーをみんなにそしてクリーンに

Ensure access to affordable, reliable, sustainable and modern energy for all.
すべての人々に手ごろで信頼でき、
持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する。
 
*企業による取り組みの例

「三菱商事」は2013年に
オランダ公営の総合エネルギー事業者であるEneco社と提携し、
ルフタダウネン洋上風力発電所を共同で建設・運営。
2015年から操業を開始、
43本の風車でオランダ15万世帯に電力を供給。

8. Decent work and economic growth 働きがいも経済成長も

Promote sustained, inclusive and sustainable economic growth, full and productive employment and decent work for all.
すべての人のための持続的、包括的かつ持続可能な経済成長、
生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク
(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する。
 
*企業による取り組みの例

「成城石井」は、身体障がい者、精神障がい者、
知的障がい者の採用を推進。
多くの方が従業員として活躍。

9. 技術革新の基盤をつくろう

Build resilient infrastructure, promote inclusive and sustainable industrialization and foster innovation
強靭なインフラを整備し、包括的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る。
 
*企業による取り組みの例

「トヨタ自動車」は
「理想的な資源循環社会を実現するためには、
資源枯渇リスクと事業機会創出の可能性を把握し、
『エコな素材を使う』
『部品を長く使う』
『リサイクル技術の開発』
『廃車されるクルマからクルマを作る』
の4本柱で取り組む必要がある」
としています。
 
究極の循環型社会の実現を目指し、
世界各地で使用済み自動車(廃車)の資源が
再びクルマを製造する際の資源として活用できるよう、
「Toyota Global Car-to-Car Recycle Project」
を推進しています。

10. Reduced inequalities 人や国の不平等をなくそう
 
Reduce inequality within and among countries
国内および国家間の格差を是正する。
 
*企業による取り組みの例 
 
「ソフトバンク」は、LGBTなどの性的少数者も含め、
誰もが働きやすい環境を整え、
社員がやりがいと誇りを持って活躍できる企業を目指し、
2016年10月から、社内規程上の配偶者は
日本の法律で認められる配偶者に加え、
同性パートナーも含まれるようになりました。
これにより、社員は申請が認められれば
休暇や慶弔見舞金など配偶者を持つ社員を対象とした
社内制度の適用を受けることができるように。

11. Sustainable cities and communities 住み続けられるまちづくり
 
Make cities and human settlements inclusive, safe, resilient and sustainable
都市と人間の居住地を包括的、安全、強靭かつ持続可能にする。

*企業による取り組みの例
 
「Yahoo」では、災害時にタイムリーな災害情報を住民の方に伝えることを目指し、
各自治体との協定締結(2019年4月時点、617自治体)。
自治体から発せられる避難勧告・避難指示や、
自治体が指定する避難場所等の情報、
その他さまざまな災害に関する情報にアクセスできるよう、
ヤフーが集約・整理して提供します。

また、災害時に自治体の運営するウェブサイトが
アクセスの集中により閲覧しづらい状況になることを防ぐため、
キャッシュサイトを公開し、負荷軽減を実現。


12. Responsible consumption and production つくる責任、つかう責任
 
Ensure sustainable consumption and production patterns
持続可能な消費と生産のパターンを確保する

*企業による取り組みの例

「メルカリ」は
「梱包材のリユースを推し進める第一歩は、
『すぐに捨てない』という習慣づくりから。」
として、数百回の使用に耐えうる手軽な梱包材
「メルカリエコパック」を製作。

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・・・・いかがでしたか? 

前回ご消化した1−6のゴールと違い、
エネルギーの話、働きがいや経済成長の話から、まちづくりの話まで出てきましたね。 
 
日本にも密接に関係する目標ですね。

それにしても、日本の名だたる企業がこんなにも
SDGsの17のゴールに取り組んでいることに驚きました。 
 
また続きを書きますね。 

今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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