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読んだり、書いたり。

いつも自分の文章を書いた後で
見直して修正してから
SNSなどに出しているのですが
改めて自分の文章を見直すと
やはりまだまだ、と修正することも
よくあります。
 
「やっぱりもっと読書をして勉強しよう」
と、昨日も少しずつですが、
本を読んでいました。
 
今読んでいるのは占星術研究家・鏡リュウジさんの
「占星術の文化誌」。

鏡先生

 
鏡リュウジさんは、
星占いやタロットに興味がある方は
ご存知の方が多いと思いますが、
「占星術の文化誌」、
予想の数倍の深い内容に
驚きながら読んでいます。
 
表紙にフェルメールの
「天文学者」
が使われているところからして
「面白そう!」
とワクワクしたのですが、
専門的な内容を、
一般的な読者もわかりやすいように
書いてくださっています。
 
(それでも、軽く読み飛ばせる本ではなく、
じっくり読んで楽しみたい本です)
 
「占星術=占い」のように考えられがちですが
(失礼ながらわたしも以前は
そう思っていました)
 
占星術は16世紀ごろまでは
天文学と一体だったそうで、
言うなれば
「天文学に根ざした世界観で
物事を捉える方法」
なのではないかと思うのです。
 
そして、それは予想以上に幅広く
西洋文化に根を張っているのだと
この本を読んで学んでいます。
 
占星術と文学、
占星術と美術、
占星術と音楽、
占星術と医術、
占星術と心理学。。。
 
奥が深いですね。
 
シェークスピアやチョーサーの作品の引用もあり、
「そういえば、ロンドンのグローブ座の天井画にも
12星座が描かれていたっけ」
など思い出しながら読んでいます。 

グローブ1

美術については
わたしが学生時代に出会って
衝撃を受けた若桑みどり先生の
言葉が引用され、
イコノロジーの方法で
ボッティチェリやデューラーの
ルネサンス絵画に示されている
星のメッセージを解説される様子を
読んでいると、
絵画にもこれだけの
占星術的な意味合いが込められているのかと
驚かされることばかりです。
 
そして、ホルストの「惑星」!
タイトルからして
惑星にちなんでいることは
言わずもがなですが
こんな風に占星術をもとに作曲されていたとは。
 
集中して何かをしたいときに
よく聞く曲ですが、
この本を読みながら
改めて聞き直したいと思います。
 
まだ読んでいる途中ですが、
先に読んだ巻末の言葉に
「占星術を知らないと
シェイクスピアもルセサンス絵画もわからない」
とあります。
 
神話や聖書同様、
占星術のことも学び続けていくことで
読書や音楽、絵画の楽しみも深まりそうです。
 
学ぶ楽しみが一つ増えました(^^)
インドアでも楽しめることは
たくさんありますね。
 
1月最終日の今日も
素敵なお時間をお過ごしください。
 
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。 

ガーベラ1

 
*いただいた「つぼみガーベラ」、
最初は固く蕾が閉じていて
何色の花が咲くかもわからなかったのですが、
こんな風に咲いてくれました
 
ぱっと一気に花びらが開くのではなくて、
右の花のように、何日もかけて少しずつ花びらが開いていくんです。
 
ガーベラがこんな風に咲くこと、初めて知りました^ - ^ 

ガーベラ2

 
*電子書籍最新刊
「1997~英国で1年暮らしてみれば~Vol.3」
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続編Vol.4は近日中に出版予定♫
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