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ガストバーナー『デンジャー』【Daily Recommend 9】

2024.3.25 Release
ガストバーナー

今日はガストバーナーの新曲“デンジャー”を紹介したい。
デストロイはるきち(Vo/Gt)、加納 靖識(Gt)、辻斬りっちゃん(Ba/Cho)、16ビートはやお(Dr)の4人からなるロックバンド。
まずは聴いてもらったほうが早いと思うので、こちらをどうぞ。
ガストバーナーで、デンジャー!

どうですか?やばいでしょ?
BPM200近くで駆け抜ける速さのあまり、ジャケ写のネコちゃんもカエルくんもびっくり驚いてる。(アザラシくんは驚きすぎてあ然としてるよ……)
こういう曲はもうライブで浴びてなんぼだと思うけど、ちょっとだけ掘り下げてみる。


冒頭からギターのキレッキレ大暴れなフレーズで開幕を告げる。
ドラムの16分刻みのスピードえぐい。めちゃ速え!
サビ前まで一心不乱にルートをひたすら弾き続けるベースもかっこええなあ。
サビ後半のⅥーⅦ#ーⅠのたたみかけはガストバーナーっぽくて個人的にもツボ。
曲頭で《火をつけてくれよ》と言い放ち、サビ終わりでも《早く火をつけてくれよ》と繰り返す。
よっぽど差し迫っているようだ。誰か油持ってきてあげて。

《綱を渡るように危うい/火の輪くぐるように美しい》とあるけど、
例えばメロコアバンドだと2ビート踏むの速ければ速いほど美しいみたいな、様式美のような感覚があるように、
ガストバーナーにとって危うさ=美しさという価値観こそ根底にあるのだとすると、
“デンジャー”はガストバーナーのテーマソングと言っても過言ではない。
サビのりっちゃんコーラスも、その美しさを最大限に引き上げている。
タイトルが直球なのもいいね。ずばりそれしかない感ある。


ガストバーナーを特別応援していきたいのは、何を隠そうはるきちさんのバンドであることにほかならない。
みそっかすとして活動されてた時期と、ぼくが栄のHMVでインディーズバンドの展開を担当してた時期がもろ被りしてて、
競合のナゴパルタワーの柱展開みたく、地下鉄栄駅からの導線で必ず通る場所、つまりいちばん目立つおいしいところでイチオシのインディーズバンドをどどんと展開するときに、地元バンドみそっかすの展開をよく作ってた。
『三次元への回帰』のときは流通元経由でライブ写真を取り寄せてオリジナルのパネル展やったりね。
(ツイートのDってのはぼくのことです)

なんか、あの見た目と人柄とキャラクターと、あの歌声とライブパフォーマンスが、ほっとけないというかクセになるんよ。
でもそれで言うと、当時よりも今のほうがハマってるかも。
ガストバーナー、めちゃいいバンドだからもっと広まってほしい。


最後に、ここでガストバーナーに初めて出会った方へ!
“デンジャー”つながりで好きな速い曲貼っておくので、もう少し浸ってみてくれ。
ぼくもまだ「TOKYO CALLING」と「ブクロックフェスティバル」でしか観れてないから、そろそろツアー行きたい!


■ガストバーナー オフィシャルサイト
https://gasandburner.com/

■ガストバーナー pre.「三種の神器ツアー」
2024.5.11(土) 愛知 新栄CLUB ROCK'N'ROLL
 w) アルカラ
2024.5.25(土) 東京 池袋Adm
 w) Hello Sleepwalkers
2024.6.23(日) 兵庫 神戸太陽と虎
 w) ヤジマX KYOTO / ナードマグネット
2024.6.29(土) 富山 ソウルパワー
 w) DUMMYKID / DynamiteSoulSystem / セプテンバーミー



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