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“一気に成長するタイミング”のこと。伸び悩んでいても大丈夫!

こんにちは!yukiです。

突然ですが、

「真剣に頑張ってるのに、
 なかなか成長してるのを実感できない!」

と感じた経験はありますか?

僕はかなりあります。
そういう時って、やる気が
しぼんじゃったりするんです。

しかし、なかなか成長を
実感できないからといって、

「自分には向いてなかったから…」

みたいに諦めるのは
ちょっともったいないですよね。

その先どうなっていくかが分かれば、
もうちょっと頑張ってみようと
思えるはずです。


そんなこと言っても
未来なんて読めないし…

と思ってしまいますが、
成長のタイミングにはある程度決まった
パターンがあるといわれています。

実際、
僕はそのパターンに当てはまる
経験を何度もしました。

そしてパターンを体感してからは、
心が折れそうになっても、

「このまま続けてればきっと大丈夫だ!」

と信じられるようになったのです。

今回は、そんな
「急成長するタイミング」
について書いてみますね。


右肩上がりに成長しないもの


趣味や仕事といった
さまざまな活動の中には、
“右肩上がりに成長しないもの”
があります。

これ、と特定するのは難しいですが、

体感的には、

“創造性を要するもの”

は大体当てはまる気がしています。
(もちろんそれ以外にもあると思います)

そういうものって、
始めたころは伸びるんですが、
ある一定ラインまでいくと
成長が止まったように感じます。

例えば中高生の勉強で言ったら、
英語や国語、数学などでしょう。

これらの科目は、
受験勉強でも早めに手をつけるべきと
言われていますよね。

その理由は、伸び方が
右肩上がりではないからです。

たいてい、最初は伸びますが、
少しすると表向きの成長は
止まったように感じてしまいます。

むしろ、
ダメになった気がすることも。

それでも勉強し続けると、
バーンと一気に伸びる
タイミングが来るのです。

一気に伸びるタイミングは
人によって違います。

なので、
早めに手を付けるのが
定石となっているんですね。

成長のイメージは、
次のような感じです。

成長イメージのグラフ


この、急成長する
タイミングのことを、

「ブレイクスルー」

といいます。


勉強以外でも、
ある段階から一気に
伸びていくものは沢山あります。

僕が経験したものだと、
ピアノや写真やボルダリングなどですが、
特にピアノは顕著でした。

少しだけ、
どんな感じだったか
お話しします。


どうしても弾けないパッセージ。
何週間も毎日練習しているのに、
ぜんぜん思い通りになりません。

「ぜったい無理!」

って、何度も何度も思います。

しかし、レッスンがあるので、
続けるしかない。

すると、ある日突然、

「あ、できるかも」

という感覚になるのです。

別の言い方をすると
「腑に落ちた」感じです。

その感じがしたら、
もう弾けるようになっています。

まるで、登山で一気に視界がひらけて、
遠くを見渡せるようになったよう。

それが、
ブレイクスルーの瞬間です。

その瞬間は最高に幸せで、
とてつもない喜びに満たされます。


もちろん、
その後も成長しようとすると、
必ずまた伸び悩む時期が来ます。

しかしブレイクスルーを
何度か経験することで、

「今は溜めてる時だから、
 続けてれば必ず、
 ブレイクスルーが起こる!」

と信じられるようになるのです。

ブレイクスルーを味方につける


ブレイクスルーを信じられれば、
伸び悩んでいる時も、
心を平静に保ちやすくなります。

ここでは、
ブレイクスルーを起こすために
有効だと感じている方法を
2つ紹介しますね。

  1. 「コップの水」をイメージする

  2. 真剣に向き合い続ける


それぞれ説明してきます。

1.「コップの水」をイメージする


ちょっと抽象的ですが、
“自分はコップである”
と考えてみます。

日々の積み重ねは、
コップに水を注いでいくようなもの。

ここで注ぐ“水”は、
“エネルギー”ということですね。

やがてコップが水でいっぱいになり、
溢れてくるときが、ブレイクスルーです。


水を注ぎつづけている段階では、
変化は現れませんよね。

しかし、コツコツ続けていれば、
水かさは増していくのです。

そしていつか必ず、
いっぱいになって溢れてきます。


そのイメージを作ってからは、
成長を感じられない時期も空しくならず、
「がんばって続けよう」
と思えるようになりました。


さらに言うと、
ブレイクスルーに達したら、
今までのコップを壊しましょう!

次はもっと大きなコップを用意し、
そこに水を注いでいくのです。

2.真剣に向き合い続ける


当たり前ではありますが、
なかなか成長しなくても、
途中で手を抜かないことが大切です。

その理由は、
脳の仕組みに関係があります。

ブレイクスルーは、
脳の働きによって起こるもの。

正確なことまではわかりませんが、

  • 右脳と左脳をつなぐ
    脳梁(のうりょう)が強化される

  • ニューロン(神経細胞)同士の
    接続が強化される

といったように、
いろいろ要因は考えられます。

いずれにしても重要なのは、

「真剣に何度も向き合うことで、
 脳はその対象を“重要”だと認識する」

ということ。

脳が“重要”だと認識してくれれば、
ブレイクスルーの準備が進んでいきます。

さらに、
その対象に向き合っていない時でも、
自動的に回路を強化したり
考え続けたりしてくれるのです。

いくら考えても出なかったアイデアが
何日か経って突然閃いたりするのも、
脳がバックヤードで
考えてくれているからなんですね。

手を抜かず真剣に向き合い、
「これは重要なことなんだ」
と脳に認識してもらいましょう!

【補足】何にでも採用してしまってOKです


だんだんエネルギーが溜まっていって、
どこかのタイミングで変化が起こる…

この考え方は、
ブレイクスルーが起こるものか否かに関わらず、
採用してしまうと得だと思います。

なかなか変化が起きなくても
落ち込みにくくなりますし、

それによって継続もしやすくなるので、
「続けられる自分」という、
ポジティブな自己認識が作られます。

“結果”は、
“才能”と“努力”を掛け合わせたもの
だとよく言われますよね。

“努力”する力は、
自分次第で鍛えていけます。

日々の積み重ねで、
目標を達成していきましょう!



最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それでは、今日もよい1日を!



(今日のカバー写真は、
 ペルーのピスコ山でした!)



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