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クラシックピアノを聴いて感性を磨く

こんにちは!yukiです。

noteを始めてから、旅を切り口に、
「経験から学んだこと」
について投稿していました。

これからは、それに加えて、
大好きなクラシックピアノからの切り口
混ぜていきたいと思っています。


僕は、海外を旅している時も、
移動中によくクラシックを聴いています。

昨日の投稿でふれた初インド旅のときは、
ショパンの「舟歌」という曲に夢中でした。

なので、今でもその曲を聴くと
ガンジス川の舟が頭に浮かんできたりします。
(そんなイメージをする人は滅多にいないかと笑)


ピアノの音って、抽象的です。
弦楽器や金管楽器のような個性はないし、
歌のように歌詞もありません。

しかしそれゆえに、
想像力をどこまでも広げることができます。

つまり、感性を磨ける!ということです。


「クラシックって
 あまり聴かないんだよなあ…」

という方でも気軽に読めて、
聴いてみるきっかけになるようなnoteを
書いていけたらいいなと思っています。

今回はその前段として、

「クラシックって、
 こういうところが素敵!」

と思っていることをお話ししますね。



クラシックって、
堅いものじゃないんです!


クラシックって、決して、
お堅くないし身構える必要もありません。

考えたり分析なんてできなくて大丈夫。
感性で「いいなあ」と感じられれば、
誰でも気軽に楽しめます。

実際、いろんなBGMに
使われているわけですし笑

クラシックには、
人類普遍の感情が内包されています。
だから、とっつきやすいのに、
扉の奥は果てしなく広くて深い。

また、長い歴史の淘汰を
乗り越えてきた音楽なので、
もはや流行り廃りもほとんどなく、
生涯を通して楽しめるのも良いですね。

小さな子供からご老人まで、
一般人から専門家まで、
聴く人それぞれの楽しみ方ができる
懐の広さがあるのです。

調和と美の世界


クラシックは、
「調和と美の普遍的なカタチ」
を体現していると思っています。

そして、その調和と美の感覚は、
音楽以外にも当てはめられるものです。

クラシックは、
詩や絵画や数学との
融和性が高いとよく言われますが、
それだけにとどまらないと思います。

クラシック音楽から感じられる、

・緊張と解決のサイクル
・エネルギーの濃淡
・色彩や陰影の移ろい
・全体の構築感
・作品を貫く精神性やテーマ

こういった調和や美は、
さまざまな創作物において
適用できるものではないでしょうか。

また、クラシックは西洋音楽ですが、
そこに東洋的な美的感覚である
「無常の美」
「静寂の音」
といったものを融合する音楽家もいます。

そのような演奏を聴くと、
私たち東洋人が持っている精神性を
再認識させられたりもするのです。

現代において大多数である、
商業的で“ファスト”な音楽とは違った
味わい深さがあると思います。
(僕はファストな音楽も聴きますが)

クラシックがくれるもの


クラシックと一言でいっても、
音楽的内容は幅広いです。

アクション映画みたいにスリリングで
ドーパミンがバリバリ放出される作品もあれば、

目に映る世界が輝いて見えるようになるほど
心を浄化してくれる作品もありますし、

抽象的な精神宇宙を描いた
スピリチュアルな作品だってあります。

僕にとってのクラシックは、
エネルギーをもらえたり、
孤独感をプラスに変えてくれたり、
“見えない世界”を感じさせてくれたり、
心を澄み渡らせてくれたりするもの。

クラシックのおかげで、
人生が彩られているように感じるのです。

投稿について


だいぶクラシックを推してきましたが、
いかがでしょうか笑

ちょっと聴いてみようかな、
と感じてくださるとよいのですが笑

とはいえ、

「聴いてみたいけど、
 どれから聴いたらいいか分からない!」

と感じる方もいらっしゃると思います。

あまりに曲数が膨大ですし、
そう感じるのはもっともです。

今後の投稿で素敵な作品を
紹介していくつもりですが、
それだけでなく、

「◯◯な感じの曲を聴きたいんですが、
 おすすめってありますか?」

みたいにコメントいただければ、
おすすめの曲をご紹介します!
気軽にコメントしてくださいね。

水の音楽


さて、今週のどこかで
初回の投稿をできたらと思っていますが、
テーマは「水の音楽」にします。

水の音と、ピアノの音って、相性が良いんです。

水面に波紋が広がって消えていく様や、
水が変幻自在に流動する様を表現できます。

そのため、たくさんの作曲家が
水にまつわる音楽を作曲してきました。


予告編(笑)として、
1つ動画を貼っておきますね。

ドビュッシー作曲、
組曲『映像』第1集より、
「水の反映」です。


伴奏+メロディーの形式に
慣れている方にとっては、
ちょっと不思議な感じがするかもしれません。

この作品の特徴は、
はっきりメロディーラインを作るのではなく、
音の塊によって水を表現していることです。

まさに「アート」という言葉がぴったり!
とても繊細で、美しいですね。

「水の反映」というだけあって、
水面に映る木々や雲、
太陽の輝きが目に浮かぶようです。

ピアニストの弾き方にも、
きっと驚かれたと思います。

手を丸くして指を動かすのではなく、
鍵盤には触れているだけのよう。

これは、あるピアノ流派の奏法です。
そういったテクニックの種明かしも
していきたいと思います。

お楽しみに!



最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それでは、今日も良い1日を!



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