ドン底からの復活〜健康を取り戻した秘訣とは?
前回の記事では「心と体の健康」は、仕事·お金·家族·健康·人間関係などがお互いに影響しあっているというお話をしました。
今日はドン底から見事に復活し、健康まで取り戻した50代女社長のお話をしたいと思います。
ドン底からの復活劇
その方はコロナ後から年々体重が増え、血液データも悪化。生活習慣病予備軍に該当し、健診当日面談に至りました。
遂にこの日が来たと腹を括り、色々なお話をしてくださいました。
女手ひとつで小さな会社を経営していること。飲食関係だったため、コロナ不況で経営に頭を悩ませていたこと。
経営を挽回するため朝から晩まで働き、帰宅は22時すぎでした。料理をする暇はなく、買ってきた弁当をかきこみすぐ床につく。食べることしか楽しみがなく、めいいっぱい食べてしまう状況でした。
さらに昨年は経営難がピーク。頭痛やめまい吐き気などの不調が常に続き大変な苦境だったそうです。
仕事、お金、生活リズム、心の健康も体の健康もボロボロでした。
ところが、話している最中、私は??と違和感を感じはじめました。
その生活で、翌朝ペコペコにお腹が空いてるのはなぜ?
今年体調がよくなってきているのはなぜ?
そして私はその方に「食事の量、減っていませんか?」とたずねました。
すると、「んー?減らしてるつもりはないんだけど、、、」
不思議に思いながらも、ふたりで今日の健診結果をよくよく見ると、
体重がなんと!昨年比マイナス6.5キロになっているではありませんか。
大幅に減り、しかもご本人がおっしゃるベスト体重(ここ10年で1番体調が良い時の体重)になっていたのです。
本人も気づかないうちに自然と痩せていたのです。
(実はこの日にとった血液データーまでもすべて正常値になっていて、生活習慣病予備軍から解放されました。)
本人も気付かぬ変化はなぜ?
なぜこのようなことが起きたのでしょうか?
私は続けて、「その秘訣は何だったと思いますか?」と問いました。
その時の答えが『あきらめること』でした。
昨年までは経営難に対して、どうしよう、何したらいいんだろうと、毎日頭の中がギチギチにいっぱいだったと。
そんな中、取引先の飲食小売店舗の人たちの頑張りを見て、ふっと力が抜けたそうです。『みんな頑張ってる。なるようになる!』と苦境に抗う気持ちがなくなっていきました。
力が抜けて、頭に隙間ができた時、ふと、次の新しい事業を思いついたそうです。
それが健康事業でした。
「健康のことを考えはじめたから、自分も自然と健康的な行動になっていたのかも!」
そうなんです。
心がふと軽くなったことをきっかけに、仕事もお金も体の健康までもバランスを取り戻していったのです。
今は日常のリズムも整い、料理や毎晩のストレッチをする時間も確保できています。
真の健康づくりとは
人間の「健康」は、仕事·お金·家族·健康·人間関係などが互いに影響しあい成り立っています。
真の「健康づくり」はこの関係性を調和させていくことにあると感じています。
ご自身が体調不良を感じられたとき、どこのバランスが崩れているのか、エネルギーが下がっているのかを感じてみると、体調を整えるヒントになるかもしれません😊
まずは、自分と周囲(ヒト・モノ・コト)との関係性を感じてみるのはいかがでしょうか?
今日も素敵な1日をお過ごしください🍀
(この記事はフィクション&ノンフィクションでお届けしています)
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