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本から繋がる

どうも、野口です。

最近は自己啓発本だけでなく、小説もよく読みます。

昔から小説はよく読んでいましたが、最近またハマり始めました。

昔は有川浩さんの小説が好きでしたが、最近は東野圭吾さんの小説をおすすめしていただき、読んでみてとても好きになりました。

映画のガリレオシリーズは見ていましたが、改めて『容疑者Xの献身』は面白いと実感です。

最近お勧めしていただいたものの中では、『秘密』と『仮面山荘殺人事件』が特に面白かったです。

どちらも共通するのはどんでん返しがあるところ。

『仮面山荘殺人事件』は読めば読むほど引き込まれて行き、最初に抱いていた想いや人物に対する捉え方が最後にはガラッと変わるのがとても魅力的な作品です。

読めば読むほど、オチがなんとなくわかってくるのですが、そのなかでも、まさかな、、、と思いながら自分の仮説が着実に立証されていくのがなんとも快感で、とても魅力的な作品です。

『秘密』はある家族が事件から状況の変化や困難や辛い心情から変化していくストーリーです。
最後の最後までその物語のタイトルについて考えさせられます。

正直、とても面白いですが、読んでいて辛くなる部分もあります。
すべての登場人物の心情がリアルに描かれており、仮に自分だったらと置き換えて考えるととても心が苦しくなります。

そういう中で、それぞれが様々な想いを胸に、どういう秘密を持って生きているのか、生きていくのか。

読み終えるときには、果たしてこの結末は幸せなのか、そうではないのか。
深く深く考えさせられる作品です。

2冊とも紹介して頂いた本ですが、私は人に紹介してもらえる本ほど好きなものはありません。

なぜなら、その本には紹介してくれた人の人生が詰まっているからです。

人は、おすすめのものほど共有したいので紹介したくなります。
つまり人に本を紹介するのは、その本がとてもその人自身の人生に響いた証です。

つまり、その本を知れば、その人の人生を知れるのです。
感想をシェアしあえば、内容のどういうところが好きで、どういうところに響いたのか。
その人の人生にどんなことがあったのかなんとなくわかる気がします。
そのうえで、お互いの人生の深いところの話をすると、なんだか自分もその一部のような実感を伴い、もっともっとその人のことが好きになります。

だから私も好きな本をたくさん紹介します。
そうやってお互いに深いところで繋がりあえる友人がどんどん増えていくのが楽しみです。


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