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昔からこれだけはやめられない
今回は介護の話とは違って趣味のお話。
自分には昔からやめられないことがある。
それはスニーカーを集めること。
でも集めたくて集めているわけではなく、気づいたらかなりの量になってたっていえばいいかな。
結構男性(女性もだけど)収集癖のある人は多いと思う。
・洋服が好きな人
・キャップ(帽子)が好きな人
・アクセサリーが好きな人
様々ではあるが気づいたら結構な量を所有している人は多くないと思う。
【スニーカーを集めるきっかけ】
あれは中学生ぐらいだと思う。
当時NIKEのAIR FORCEが流行っており、様々なカラーリングのスニーカーが発売されていた。
中学生といえば異性が気になり始め、オシャレにも興味が湧いてくる時期でもあるため当時の自分は
「かっこいいスニーカーを履きたい!」
という一心で親にねだり派手なスニーカーを履いていた。
初めて派手なスニーカーをゲットした自分は意気揚々で
「明日学校に履いていこう!!!」
と思っていた。
そんな中ある事件が起きる。
【まさかの事態】
買ってもらったばかりのスニーカーを履いて登校をしていた。
登校中一緒になる友達からは「その靴かっこいいじゃん!」と言われ顔には出さないものの、心の中では「だろ?目立ってなんぼだ!」ぐらいの感じでいた。
友達談笑をしつつ、5分程で学校の正門につく。
「チューす」(当時流行っていた挨拶)と挨拶を正門をくぐった瞬間
「マツモト、ちょっとこい」
生活指導の先生が声をかける
「朝からなんだよ」
と思いつつ、先生の近くまで行くとこう言われた。
「なんだその靴は」
「学校の校則上通学路用の靴は白を基本とした物だけだ」
当時は反抗期真っ盛りの自分はすぐに反論
「このスニーカーのどこがダメなんだよ」と言って自分のスニーカーを見た。
白い部分なんて全体の2割程度しかなく、校則違反のレベルなんてものではなかった。(今ではそのことについて反省しています)
とりあずその場はなんとかしのぎきったものの、その頃からスニーカーにはまり始めた。今思うと当時は学ランにみんな同じのスクールバッグ。個性を出せるところなんてスニーカーぐらいしかなかった。いかに自分の個性を主張するかにこだわっていたんだろうなと思う。
【ブームの終焉】
そんなスニーカーのブームも終焉を迎える。
それは高校生の時だった。アルバイトを始め、少しずつ自分で使えるお金が増えてきた頃、バイクに興味を持ち出し免許を取りバイクを乗り始めるとカスタム費用にお金が消え、スニーカーを買うことはめっぽう少なくなった。
また友達と遊びに行く際にもお金を使うことが多くなり、だんだん頭の中からスニーカーのワードが消えていくこととなった。
【ブーム再燃】
高校を卒業し、専門学校に入るとまたあの波がきた。
そう、スニーカーの波が。
正直この波がかなりのビッグウェーブだったようで今にも続いているのがけれど
この頃から本格的にスニーカーを集め始めた。
今思うとバカのように買っていて多い時で月に8〜10足ぐらい。この頃はNIKEではなくVANSを主に集めていた。実家にある自分の部屋はスニーカーで溢れ、新しいスニーカーを買うたびに母親から
「あんたの足は何本あるの!ムカデか!」
と言われていた。
今覚えているだけで30〜50足は所有していたかな。
【レア物との出会い】
専門を卒業し、無事介護福祉士として働き始めるとさらにスニーカー熱に火がついた。
この頃もVANSを中心に限定物を買いあさっていた。
そしてVANSばかり集めていた自分が就職してからとんでもないスニーカーと出会うことになった。それは
NIKE AIR MORE UPTEMPO Olympicモデル
このスニーカーと出会った時はかなり衝撃的ですぐに買いに走った。
NBAのスーパースターであるスコッティピッペンの履いていたバッシュでもあり、1996年のアトランタオリンピックで着用していたモデル。
しかしこのスニーカーはすでに販売は終了しており、置いてある店舗でも5万以上の値がついていた。でも、どうしても欲しくてたまらなかった自分は唯一4万円ぐらいで売っている店舗を見つけそこで買うことができた。
やっとの想いでゲットできたスニーカーは今でも大事に保管している。
もちろん他にもたくさんお気に入りがあり、今では玄関にスニーカーボックスが2つ(20足程)、常時履くようのスニーカーが10足程度玄関に出ており、2階のスニーカー専用ラックに25足程、箱から出していないスニーカーが10足以上(数えたことないなー)
【スニーカーを通しての出会い】
正直スニーカーを通しての出会いはかなり大きいもので、これまでもいくつも出会いがった。今関わっているKAIGO LEADERSの同じチームの田辺さんもスニーカーが好きで、最初に話した内容はスニーカーの話しだった。それがきっかけで今ではチーム内でも一番の良き理解者で相棒的な存在になった。
仕事中も基本スニーカーを履いている。勉強会や研修会、担当者会議に出る際も。意外とこの業界スニーカー好きが多く、30歳中盤〜40歳中盤の方々からよく話しかけられる。
「そのスニーカー懐かしいな!」
「俺も持ってたよ!」
スニーカーをきっかけに話しが弾み、仕事でも繋がりが増えた。
意外な物がコミュニケーションツールになる。むしろ自分が好きなものがコミュニケーションツールになるのは嬉しいし、スニーカーだけではなく自分の趣味や好きな物全てがコミュニケーションツールになる。
趣味×仕事
この組み合わせは最強
これだからスニーカー集めはやめられない。
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