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自由記入アンケートでユーザーの真の声をもらう!実例とサンプルを紹介!

この記事ではGoogle Formを使ったアンケートのおすすめ作成方法や僕が実際に運用して、返答頂いているほぼ自由記入式アンケートの内容をご紹介します。

この記事は以下の方向けの内容です。

- ユーザーが何を考えて自社のサービスに加入したのか悩みや訴求したポイントなどを知りたい
- どのようなキーワードや場所、属性に売り込んだらいいのか知りたい
- ユーザーの生の声を聞き、LPや商品のアップデートを行いたい

アンケートはGoogle Form一択!無料で使い勝手がいい

アンケートはGoogle Formを使います。無料で以下の内容が使えて、簡単に作れるので便利です!

・スプレッドシートとの連携
・公開後の項目修正や追加
・回答後のThank youページで別のリンクへの誘導が可能

アンケートの流れを考える

アンケートを作るにあたり、利用する本をご紹介します。

https://www.amazon.co.jp/dp/4478007853/ref=cm_sw_r_tw_dp_H1Y1WC3NHZAA2R33T22X

欲求の発生

商品やサービスを購入する前にどんなことで悩んでましたか?

ユーザーがどんな悩みを抱えていたのか、困っていたかなどの問題意識を聞きます。

例えば以下のような答えが返ってきます。

・同じような他社のサービスでは満足できなかった
・他社サービスの有効期限が切れてしまった

情報収集

どのようにしてこの商品やサービスを知りましたか?

ユーザーがどこで自社商品やサービスを知ったか、というクエスチョンです。

商品やサービスによってどこで知ったか異なりますが、インスタ、google検索、twitter、レビューサイトなど様々ですね。

この質問によって流入元傾向がわかります。

購入不安

商品やサービスを知ってすぐに購入しましたか?もし購入しなかったら、自社の商品のどんなところが不安でしたか?

・どんなことがわからなかったのか
・不足している情報やことはなにか

不安を感じていた方からのコメントによって、商品LPやユーザーに情報伝えるさいに不足している情報が判明します。

購入実行

何が決めてとなって商品を購入しましたか?

この質問に答えてもらうことによって、他社にはない自社の強みなどがわかります。

もしかしたら想定してなかったサービスの強みをユーザーから教えてもらえるかもしれません!

購入評価

実際に使ってみていかがですか?

使用後のフィードバックですね。現在のサービスで不足しているところ、改善点などが見えてきます。

以上すべて自由記入で書いてもらいます!

実際に書いてもらった内容を紹介します!

5つの心理を踏まえて作った実際のアンケートと返信内容

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僕がプロダクトマネージャーを担当しているスマホ保険(スマホの修理費用補償保険)で2018年10月に初めて行ったアンケート内容です!

1行目を見てください。上記のとおり心理プロセスのとおり書いてます。

ほとんど隠してはいますが、Q5の「実際に使ってみていかがですか?」の返答内容の分厚さ!

驚きですよね!僕も当時こんなに書いてくれるものなのかと感動しました!

justInCase独自の工夫

ご家族や知人にすすめたいですか?という質問を用意しており、☆を選択できるようになっています。

☆が5つの場合は以下のコメントとGifが表示されるようになってます!(Gifはお申込み時のお楽しみ!)

まあこれだけなんですがw

一貫性の原理を利用し、アンケート後に良質なアプリレビューを書いてもらう!

人は自身の行動、発言、態度、信念などに対して一貫したものとしたいという心理が働く。この心理を「一貫性の原理」と呼ぶ。
引用:Wikipedia

ユーザーがアンケート後に表示されるThank you画面内に記載された、アプリストアレビューで良質なアプリレビューが集まることを期待!

一貫性の原理という心理をして、アンケートで☆5つを選択してくれたユーザーがアプリストアレビューでも高評価を書いてくれる!…ということを想定し上記心理を利用してみましたが、利用前後で明確な数字が出せなかったので結果はわかりません笑

アンケートの送信時間

アンケートを送信し始めたときからお昼の12時に送るようにしています。

・12時頃は大体お昼時でご飯食べてるだろう
・一人飯してる人もいるだろうし、食べながらや待ちながら書いてくれるだろう
・外食してたら食べ終わったあともコーヒー飲みながら書いてくれるかも
という仮説を立てて送ったところ、返答率が高い、午後〜夜も途切れず返答もらえたのでそのままお昼に送り続けてます。

現在のアンケート内容

現在は上記のアンケート内容に加え、より深い質問をしてます。

・ネットで検索したときのキーワードは?
・検索前にどんなことで悩んでた?
・他社や他の類似サービスではなく、justInCaseのスマホ保険に加入した理由を教えてください。
・justInCaseのスマホ保険に加入したい、必要だと思うタイミングを教えてください。
・スマホ保険でここがおもしろい、ここが特徴的だなと思った機能やポイントなどはありますか?
・これが足りない、こういった機能があったらいいのにということはありますか?
・契約したスマホが中古の方に伺います。そのスマホはどこで購入されましたか?
・キャリアや格安SIMなど、どこの通信会社でスマホの契約をしていますか?

質問事項が増えちょっとやりすぎかな?と思いましたが、それでも変わらずアンケートに答えて頂いてます!

忘れてはいけないこと、それはプロダクトへの愛

選択肢は所詮アンケート作成者の思いつきや、社内へのそれっぽい情報報告になりがちです。

たとえ集計しづらい内容だらけであっても、思わしくない内容だらけであっても、それはプロダクトをよりよくするためのフィードバックだと信じ、サービスや商品のアップデートを行っていきましょう!

自社の商品やサービスで困ったときやわからないことは、ユーザーに聞く!のが大事です。詳しくは以下の本を是非読んでみてください。


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