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「天使の光」

385日目。

時々書いているけど、シンガーソングライターの杉真理さんが好きだ。

10代の終わりに杉さんの音楽に出会ってから、辛いときも大変なときも楽しいときも嬉しいときも、杉さんの音楽に励まされ、なぐさめられ、大きな愛を知り…杉さんが生み出す音楽は私の血肉となっている。

杉さんの音楽はすべてが私の好みにドンピシャなんだけど(ドンピシャって死語?)、今日は音楽を構成する要素のひとつ、歌詞についてのエピソードを。

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すでにもう20年も前(2002年)に発売された「LOVE MIX」というアルバムがある。

↑このリンクには2009年発売と書いてあるけど、これはボーナストラックを追加して再発されたもの。追加されたボーナストラックもかなり好きだ。

で、この中の3曲目に「天使の光」という曲がある。
どの曲もめちゃ好きなんだけど、この曲は宇宙の彼方から発信されたメッセージが杉真理という人を通してこの世界に立ち現れた感じ(いや、どの曲もそうなんだよな)。

きっとどこまでが僕でどこからが君だなんて
そんな境目なんかは初めから無かった

杉真理「天使の光」より

幾千もの太陽が僕に語りかけてる
宇宙は永遠 心は無限 すべて融け始めると

杉真理「天使の光」より

杉さんの書く歌詞は、時に寄り添い、時に励まし、時に笑わせてくれて、いつも私の心に風を吹かせてくれている。

そんな杉さんが好きな友人たち二人と、「天使の光カード」というのを作ったことがある。

友人がデザインしたイラスト。
52枚のカードたち。
ひとつひとつのカードにいとおしい歌詞たちが。

もう15年くらい前かなぁ。杉さんの曲にいつも励まされていた私たちは、エンジェルカードとかオラクルカードのように、今日必要な歌詞が引けるカードが作りたいね~!というインスピレーションに従って、その当時ですでに16枚あったオリジナルアルバムの曲の歌詞から、自分たちを励ましてくれそうな部分を抜き出して、トランプと同じ52枚にまとめたのだった。

めちゃ寒い冬(確か年末)、伊豆下田のペンションにアルバム(CD)全部持って行って部屋にこもって歌詞を検討したことをすごく鮮明に覚えてる。

完成したカードは、私たち三人の手元にそれぞれ1組と杉さんにプレゼントした1組の、世界でたった4組しかない。

もったいなくて、汚してしまいたくなくて、日常使いはせずに大切に大切にしまってあったんだけど、先日、ふとこのカードの存在を思い出したんだ。

思い出したってことは、きっとこのカードが教えてくれるものがあるんだろう。

今日は、久しぶりにオラクルカードのように引いてみる。

杉真理「Wonderful Life~君がいたから~」より

8月30日には杉さんのライブがある。久しぶりにみんなと会えるね。

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今日の写真は、2018年10月20日の天使の光。