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上下関係という概念は重力が存在する地球だからこそうまれたもの(かも)

757日目。

溜まっていた録画番組の中で、最近観たのが「ヒューマニエンス」の「宇宙体験」の回。

「上下関係」という概念は、地球に住んでいて重力が存在しているからではないか、という仮説から始まって、生物が海から陸に上がったように、今、人類は地球から飛び出して火星で暮らす流れができつつあるといった話まで、今までの概念がことごとく覆されるような内容だった。

これをBSとはいえ、テレビで放送するんだなあとちょっとびっくり。

特に「地球」という環境がこの世界を創っているというのは、確かにそうなのかもしれないんだけど(たとえば人間はこのような環境に適応できるように進化?変化?してきた)、その大きな要因は「重力があるから」っていうのは、考えたことがなかった。しかも身体的な機能だけじゃなくて、社会的な構造まで影響があったっていうのが目からウロコだった。

まあ、でも、実際に宇宙空間で延べ1年以上過ごしてきた宇宙飛行士の野口聡一さんが言うのだから、一理あるかもしれない。

宇宙空間では上下左右表裏といった方向性はあまり意味をなさない。
そういった環境で過ごしていると、例えば集合写真を撮る時などは、地上なら偉い人が真ん中で他の人達はそれぞれ前後に並んで、となるところが、自然と輪になるんだとおっしゃっていたのが印象的だった。

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今日の写真は、今朝の空と雲。