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「TerraGenesis」ランダム生成惑星SS風プレイログ⑥

 サボっていてごめんなさい!!!

「TerraGenesis(テラジェネシス)」のプレイログ、ぼちぼち、ちょっと実験しながら書いていこうかと思います。

放課後、二人きりの図書館で

私たちの書いたレポートは、まぁ平均より少し高い評価を貰ったくらいで、特別なことは何もなかった。

でも、やっぱりクラスに一人くらいはガチでまとめてくる生徒がいて、その子は満点に届くくらいの評価を受け、学内で発表させられていた。 

なんでも人工生態系の始まりから発展にだけ絞って詳しくまとめたらしい。

「すごいね」とは思うけど、そこまで全力出すところかな、と私は思ってしまう。

そんなことを考えながら、私はいつもの図書館……ではなく、学内の図書館に向かっていた。

どうやらあのレポート課題の後から、シホは歴史書の流し読みにハマったらしく、放課後とか時間のある時にちょこちょこ図書館に足を運ぶようになっていた。

昨日は分厚い資料集だけじゃなくて、よくわからない電子ファイルやアーカイブまで探していたし。

やっぱり「シホ」なだけあるのかも知れない。この星に最初に入植した「ホウライ」の母語では、「史歩」と書くみたいで、歴史に関連した文字を書いているらしい。

図書館に着き、シホを探すと、すぐに見つけることができた。

シホは、だいぶ古いチラシのような電子資料を見ていた。





「何それ、チラシ?」
そう言ってシホの後ろから覗き込むと、シホはびくっとした後、「もう」と頬を膨らませた。

「びっくりしたぁ……。もうちょっと気配出してよ……」

「ごめんね、シホ。それで、何見てたの?」

「えっとね、今は無くなっちゃったけど、100年近く続いたらしい映画スタジオの最初のチラシを見てたの。あとはそのスタジオが製作した、当時の「HOURAI」が舞台のホログラムコンテンツのポスターとあと文法の変化で生まれた新しい公用語の新聞……」

「みたいだよ」と、シホが付け加えた。見てみると、読めそうで読めない文字があったり、読み方がわからないものがいくつもあった。

「何百年も過ぎると、言葉も伝わりにくくなるんだねぇ……」としみじみシホが呟く。

「これは読めないわね……」
そう私も呟くと、シホは「そもそも、この後の2529年の例の企業の介入と、2592年の有名なアーティストの情報はほとんど残ってないみたいだし。ここから2602年までの情報は穴ぼこだらけだったよ」



シホの言う通り、2602年までの間の情報は断片的だった。
そのまま流して、何気なく2602年のページにスクロールすると、そこには。

「大爆発する大きな幹線道路と、燃え盛る大きな駅の画像」と、「爆音や悲鳴の混じった、完全にパニック状態になった映像」が載せられていた。


あとがき

久しぶりに自分のTerraGenesisのプレイログを読んでて、スクショ加工した方がいい感じしない? と思ってやって見ました。雰囲気出せればいいなぁ。

そういえば、これの小説風ばかり書いていて、星花女子の小説進めてないですね。時間がある時にしっかり書くようにします。

それでは次回も続きますように。

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