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習慣を作り、人生を変えよう!みたいな話

こんにちは、Yukiです。
今回は、自分を変える方法という本を読みました。
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ということで、本日はこの本から学んだことをまとめて行きます!

・まず、大前提として科学的に正しいノウハウだったとしても、必ずあなたや他の人たちの役に立つかは分からない。だから、自分で試してどうなるか?を意識するのが大事。

・完璧にこなそうとしすぎないことが大切。野球になぞらえれば、完璧にボールを打つなんてことは誰にもできないのに、皆、その不可能に立ち向かい、失敗する度に自信を喪失していく。そのため、まず完璧を目指すのはやめよう。

・そして、何らかの習慣・問題に挑戦するときには、あらかじ障害になる要素を見つけて対処してから、問題解決に取り組もう。

ということで、まずは前提を抑さえた上で、習慣をつくる上で役立つ方法はどんなものがあるのか?(これらもあくまで科学的に効果があるだけなので、自分の体で試してみるのが大切です。)

・自分の行動を変えるとき、習慣においても、時期においても白紙のときがベスト、つまり悪い習慣がない状態や正月などの区切りがつく時期を狙うとフレッシュスタート効果が良く働く。その際、『今変わらないと、もう二度と変われない』と考えて取り組むと尚良い。

・気をつけないといけないのは、フレッシュスタート効果は必ずしも良い結果をもたらさないということ。というのは、全てがうまく行っていて好調の時にフレッシュスタートを感じると、今までの努力が一度リセットされた感覚になり、逆に負のスパイラルにハマることがある。
その証拠に、成績好調の野球選手がリーグ間の移籍により、成績が悪くなり、逆に成績の悪かった選手が好調になっていくことが起こる。

・衝動を利用する誘引バンドルも習慣を作るのには役立つ。誘引バンドルというのは、何か習慣にしたい行動をしたら、自分の欲しいものが得られるというシステムの事。例えば、炭酸水が好きな人であれば、運動をした後に炭酸水を飲むというようにする。

・しかし、誘引バンドルで注意しないといけないこととして、”その作りたい習慣をした時のみ”報酬を得られるようにしないといけないため、それ以外の時にその報酬の行動をできないという部分。

・コミットメント装置の導入は習慣を作る上でとても強力。コミットメント装置とは、特定の行動をしなかった場合、あるいは自分で決めた、してはいけない行動をした場合に、ネガティブな影響を受けるもの。

・本書ではアメリカのカジノの例があげられていて、カジノの入場制限リストに自分の名前を載せてもらい、カジノに入ろうとすると逮捕されるようなシステムがあるらしい。これはカジノや賭け事の依存から脱却するためには、とても強力。

・コミットメント装置は誰でも導入することができて、悪い行動をしたときに、決まったお金を支払わないといけなくするというものがある。調べると出てくるが、そういったものを使えば悪い習慣を消すことができ、そこで支払うお金は慈善団体の寄付に行くものもある。

・「自分はできない」「自分は変われない」と思っている人程、習慣を作ることに失敗しやすい。自己効力感がある人の方が、食事や運動等の習慣を作るのに成功しやすい。

・捉え方をポジティブにすることで、行動を行うハードルが下がり、行動の機会を積極的に探すようになる。そして、行動することでやる気が出て、ポジティブに捉えたお陰で、良いことをしている!という感覚になり、より継続しやすくなる。

・同調圧力もいうまでもなく強力で、周りのレベルが自分よりある程度高いと、そのコミュニティーで異端児になりたくない!という感覚から、周りのレベルに合わせるようになる。
しかし、そのコミュニティーが極端にできる人と極端にできない人ばかりの場合、同調圧力のメリットが起こることなく、2つのグループに別れていってしまう。

・他人の成績を知ることで、やる気が出ることがあるが、それは自分も簡単に真似できると感じられる場合のみ起こる。

・何か問題を解決したいときや、なかなか解決しないときは「何が前進を阻んでいるのだろうか?」という問いに戻るのがとても大切。

ということで、良い習慣を作っていくことで、努力を積み重ねて、人生が変えていこう!といったものだったんですが、具体的な習慣化の方法みたいなものが行動科学をベースに分かりやすく書いてあって、とても良い本だな〜という印象でした。巷で紹介されているテクニックも少なくないですが、注意点みたいなものが書いてあるのも珍しいと思うんで、ぜひ気になる方は読んでみて欲しいですね。
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少しでも学びになる部分があったら嬉しいです。
それでは、素敵な一日をお過ごしください!✨


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