ソビエトロシアでは日記があなたを保管する!_2023/07/31
日の出とともに家を出た。
夏休みに入ってからは家に籠りがちだったため、今日は散歩をすることにしたのだ。
でも、日中は暑すぎてとても散歩なんかしてる場合じゃない。
だから、比較的涼しい早朝に散歩を決行した。
朝5時の世界は静かだ。
人口の減った未来はこんな感じかもしれない。
家を出てテクテクテクテク歩く。
もしかしたら、5時の世界には僕一人しかいないんじゃないか。
とかなんとも凡庸なことを考えていたら、向こうから犬を連れた老爺が歩いてくるのが見えた。
この世界にもしっかり人間は存在したのだ。
とはいえ、歩く人は犬の散歩をするお年寄り、走る車は運送のトラックばかり。
まあ犬を飼っているのはなにも高齢者だけじゃないと思うが、時間が時間だから起きている層も限られているのだろう。
早朝は信号機の様子がおかしい。
おかしいというかそういうシステムなんだけど、黄色で点滅してたりそもそも点いてなかったりする。
世界のバグを見つけたみたいで嬉しい。
散歩は思考に向いている。
早朝で人が少ないとあらばなおさらだ。
今日は、あんまり人が通らないのに妙に幅広い歩道について考えていた。
特に結論めいたものが出るわけじゃないが、たまには結論のない考え事も悪くないと思った。
ゴーンゴーン、というお寺の鐘の音を聞いた。
カルロスかな~幻聴かな〜と思っていたら本物(幻聴のほう)だった。
そのお寺の存在は知っていたけど、毎朝鐘を鳴らしてるなんて知らなかった。
お寺の近くに住んでる人は、これを目覚ましにしているのだろうか。
遅くまで寝てたい日はどうするんだろうか。
結局、川沿いをずーっと歩いて隣町まで足を伸ばした。
1時間半の散歩だった。
帰宅後、家にあったビタミンレモンを飲んだ。
美味しかったです。
In the US, you can keep a diary.
アメリカではあなたが日記を書く。
In Soviet Russia, diary keeps you!!
ソビエトロシアでは日記があなたを保管する!
「映像の世紀 バタフライエフェクト『JFKをつくった3人のケネディ』」を観た。
「3人のケネディ」とは、JFKの父、妻、弟のこと。
「いないいないばあっ!」から「ビットワールド」まで、幼い頃は非常にお世話になったNHK。
成長してからはしばらく触れてなかったけれど、YouTubeでラランドのニシダ・コウキが語っているのを見て、最近再びNHKを見るようになった。
今日の「映像の世紀」の他にも「100分de名著」など、知的好奇心を刺激してくれる高品質な番組がたくさんある。
民放にはない面白さだ。
母がコーヒーゼリーを作ってくれた。
コーヒーフレッシュをかけて食べた。
僕はコーヒーフレッシュのことを食べ物だと思えない。
ほんとはただの植物性油脂なのに。
おそらく原因はカップとフレッシュのテクスチャにある。
まず、あのカップが食品を入れる容器に見えない。
科学的な液体を入れる用というか(厳密には水だって科学的な液体だが)、なんかこう、薬のカプセル感がある。
少量の食用液体を長期保存する、という発想が僕の中にはなかった。
そして、フレッシュのテクスチャ、あれ何なの?
液体と言うにはちょっととろみがあるし、透明度もほぼ100%だ。
分類学的には、フレッシュは牛乳よりもどちらかというと水性ホビーカラーに近いと思う。
この2因のせいで、僕はコーヒーフレッシュを使う時にいつも「これ入れて大丈夫なやつか……?」とすごく心配になる。
7月、もう終わるってよ。
この記事が参加している募集
あなたのお金で募金をします