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民藝展に行ったよ_2023/08/04

大阪は中之島。


大阪中之島美術館に行った。

指が被るという大ポカ

JR福島駅から歩いてすぐ。
他にもいろんな路線の駅が近くにあって、アクセスは良好。

周囲にはたくさんのビルがそそり立つ、都会の美術館だ。



お目当ては、「民藝 MINGEI — 美は暮らしのなかにある」。

大正時代に柳宗悦らが提唱した概念「民藝」についての展覧会である。

僕はもともと伝統工芸に興味があったから、この民藝展に行かない理由はなかった。


一部撮影OKだった所の写真。

普通にガラス越しに品々が展示されてるゾーンと、こんな感じで民藝がふんだんに使われた部屋のゾーンとがあった。


展覧会限定で民藝を購入できるミュージアムショップもあったが、僕が欲しかった焼き物とかガラス製品はまあまあ高くて、泣く泣く退散した。

経済力が欲しいと思った。
サンタさん……!


美術館というとfalse:敷居が高いイメージがあるけれど、民藝は「民衆的工藝」だから有識者じゃなくても十分に楽しめると思う。

絵画とかとは違って初めから美術的な価値があったわけではなく、価値のなかったものに美を見出したのが民藝であった。
よって、民藝の思想を最低限知ってさえいれば、時代背景や技法の知識があんまりなくても大丈夫。たぶん。

展示を見て「こういう焼き物の色ムラがいいよね〜」とか思っとけば、それだけで贅沢な時間を過ごせる。

美術館に行ったことない方もぜひ。
おすすめします。


その後ほんとはモダン建築の街・中之島を徘徊してスナップでもしたかったが、なにぶん焦熱地獄のような暑さだからやる気がなくなった。



せっかく大阪へ出て来たから、ついでに、近くにあったギフショナリーデルタへ行く。

いやあ、期待を上回って良い文房具店だった。

安価なものから高価なものまで一通り揃ってるし、売り場面積はコンパクトながらも商品数が多い。
特に他店より高価格帯の文房具が充実していて非常に助かる。

ハンズやロフトで膨大な量の文房具に囲まれるのもいいけれど、こういうお店で趣味性を追求した文房具をじっくり眺めるのもまた乙だ。

CARAN D'ACHEの849、サクラクラフトラボ、工房楔……今ちょうど欲しかった物ばっかりある。
ここが天国か。


上:エナージェル 1.0mm/ぺんてる
下:CX-0.9/xeno

結局買ったのはこれ。
お財布と綿密な会談を重ねた結果、今散財するのはダメだという結論に達した。


1.0mmのエナジェは書き心地がすごいらしい、という噂を聞いたのでとりあえず買ってみた。
確かにすごい。ぬるぬるしていて、まるでローラーボールみたいだ。
最近ローラーボールにハマりつつあるから、これはいい買い物だった。

xenoのシャーペン、実店舗では初めて見たな。
開発は日本、製造は韓国という一風変わったシャーペン。
流れるような金属グリップに惹かれて購入した。
これで800円はお安い。


さっそくxenoのシャーペンを入れて、今の筆箱はこんな感じ。

なかなかに美しい色合い。
自分史上最高筆箱かもしれない。



ギフショナリーデルタを後にして、昼食は吉野家で頂くことにした。

Genさんの動画を見て食べたくなったから食べる。
欲望の忠実なる下僕。

なんだかんだ人生初の牛丼チェーンだ。


吉野家は本当に「安い・美味い・早い」のか?
その謎を解明するため、我々調査隊はアマゾンの奥地へと向かった――。

大盛り(かなり満腹)で600円くらいなら結構安いぞ。
値段のわりには美味しかったね。
注文してから30秒くらいで来たし。


調査結果:「安い・美味い・早い」は本当だった

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