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求心力の変わらないただ1つの組織 

街を歩いていて、ふと、壁に貼られた広告が目に入った。
なんだか見ただけでもテンションが上がってしまいそうな、楽しい絵だった。

またある時、この広告主によるテレビCMを目にした。
またしても、心をくすぶるような、ちょっと感動さえしてしまうムービーだった。

この広告主について、思いを巡らせてみる。


求心力の変わらないただ一つの組織

世界は常に動いています。
新しい流行が生まれ、古いものが消えていく。企業は成長し、時にはその姿を変えることも。

しかし、そんな変わりゆく世界の中で、変わらない求心力を持つ組織があります。

それはみなさんご存知、私たちに夢と魔法を与えてくれる「ディズニー」です。

さて、ここで少し、求心力と遠心力について概要を確認いたしましょう。

求心力と遠心力

求心力とは、組織内の結束を強め、メンバーを内側に引き寄せる力のこと。
共有されたビジョンや価値観、目標がこの力を生み出します。

一方、遠心力は、組織の外へとメンバーを押し出す力のこと。
新しいアイデアや変化をもたらすことで、組織は進化していきます。

この二つの力は、組織の発展において相反するようでいて、実は互いに補完し合うものなのです。

夢と魔法

さて、ディズニーの求心力は、その創設以来、変わることのない「夢」と「魔法」の物語にあります。
これは、子供から大人まで、世界中の人々を魅了し続ける普遍的なテーマ。

ディズニー映画に登場するキャラクターたちは、困難に立ち向かい、夢を追い続ける姿が、私たちの心に強い共感を呼び、組織への強い結びつきを生み出しています。

変わるもの、変わらないもの

そして、ディズニーの遠心力は、常に新しいキャラクターやストーリーを生み出し、テクノロジーを駆使したアトラクションで常に進化を続けることにあります。

しかし、この遠心力がどれだけ強力であっても、ディズニーの核となる価値観はブレることがありません。それが、求心力を不動のものにしているのです。

例えば、ディズニーランドは「The Happiest Place on Earth(地上で最も幸福な場所)」として知られていますが、これは創業者ウォルト・ディズニーのビジョンが今も生きているからこそ。
彼の理念が求心力を強化し続けているのです。

ディズニーのような求心力の変わらない組織は、その核となる価値観を守りつつ、常に新しい挑戦を恐れない姿勢があるからこそ。

変わりゆく世界の中で、変わらぬ価値を提供し続けるディズニーの姿勢は、他のどの組織にも見習うべき点が多いです。

夢と魔法の王国は、これからも私たちの心を掴み続けるに違いありません。

ディズニーランドは永遠完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける

ウォルト・ディズニー


ああ、なんだか無性にディズニーランドに行きたくなってきてしまった。

では、また。



求心力と遠心力について、ラジオのほうでもお話してみました。

今回のnoteとはまた別の視点で、
結婚、仕事...ライフステージの変化という切り口から、求心力と遠心力について考えてみました。

よろしければ聴いてみてください。

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