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エクアドルでの出会い②

もう一つ、大きな影響を与えてくれた偶然の出会いがあった。
ルシアちゃん、通称ルーシーという同年代の女性との出会い。

ルーシーは、Sierra(シエラ)の地域にあるオタバロ出身の女性で、日本語が話せた。
目がくりくりと大きくキラキラと輝いて、丁寧な日本語で対応してくれたのが印象的だった。

首都キトから北へバスで2時間ほど走るとオタバロはある。
6月にインティライミというお祭りがあるからと誘われて、はじめて1か月滞在した。

ルーシーはじめ彼女の家族や親せき、友人、
時に知らない人のところにお世話になり、
彼らの生活をともにした。

結局、アンディの育ったオリエンテの町(思い出した!プーヨという町)に行く前に、
オタバロの人たちと過ごしたことで、
以後何度も行くことになり、
しまいに学士の卒論はオタバロ文化について書くことになったぐらい。

偶然の出会いというか、目的地までの通過点が、
自然に目的地になっていた。
自然な成り行きに身を任せて、とりあえず何事も経験していた時だったな。
でも自分のとっては何か意味のある出会いになるものだった。



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