見出し画像

元アイドルからブランドプロデューザーへ ~こじはるから学ぶブランド運営~

こんにちは!工藤です。


先日初めて知ったのですが、元AKBの「こじはる」こと小嶋陽菜さんが、
アパレルブランドを立ち上げ、クリエイティブプロデューサーになっているとのこと。

こじはるさん好きの友人が、
経営者の一人としてこじはるさんの名前を上げていて
今回気になって調べてみることにしました。


アイドルからクリエイティブプロデューサーへ

画像2

引用:WWD こじはるが語るブランド運営論

人気グループAKB48を引退したあと、
アパレルブランド「Her lip to」を立ち上げたこじはるさん。

この道を選んだのには、下記の理由がありました。

卒業してこれから何をしようかと考えた時に、自分のメディアを立ち上げたいなと思いました。そのメディアの中で、オススメのアイテムや自分で作ったお洋服を紹介できたらいいなと考えたのが始まりです。
・・・(中略)・・・
アパレルだけをやりたくてブランドを作ったわけじゃなくて、コミュニティーとかカルチャーみたいなものを作っていきたいと思っています。そういう中で服は大切なピースなので、今は服が先行しているという形です。
引用:WWD こじはるが語るブランド運営論

もともとアパレル自体をやりたかったというわけではなく、
コミュニティーやカルチャーを作ってみたかったというこじはるさん。

まずはアパレルが大事な要素になるので、それを選んだ。

必要なことをして土台を作ってから、自分がやりたいことをやる。

とても戦略的な方だな、と思いました。


プロデューサーとしての情熱

画像3

引用:WWD こじはるが語るブランド運営論

こじはるさんがアパレルブランドのになっていること自体も驚いたのですが、
さらにはその事業への情熱、ブランディングの仕方についても驚きました。

以下は、Twitterでアパレルブランドのスタッフ採用の際に投稿していた
メッセージです。

画像1

引用:Twitter
「この一年はほぼフルコミットでこれまで以上にHertolipに時間をかけてきました。」

この一言を言えるって、すごくないですか?

実績も知識もない中でオペレーションや組織開発に取り組み、
そこから必要なもの・そうでないものを見極めて、
今後のビジョンに繋げる。

そんなプロデューサーとしてのこじはるさんの情熱が
伺い知れるメッセージだなと思いました。


ブランド戦略

画像4

引用:WWD こじはるが語るブランド運営論

こじはるさんがブランド発信にとても友好的に使っているのが、
SNSツール。

twitter フォロワー数310万人
インスタフォロワー数285.5万人

これだけの土台を作られたのは、
アイドルという職種柄があったとはいえ、本当に脱帽です。

個人的に、コツコツとSNSを活用させてもらう機会があるのですが
毎日のマメな投稿など、得意でないとすぐにほったらかしてしまいがち。笑

話は少し逸れましたが、
こじはるさんは各種SNSをうまく使い分けていらっしゃっています。
・インスタはイメージをつくる場所
・ツイッターはコミュニケーションをしたり、信頼を作ったりする場所

とても戦略的ですよね。

具体的な使い方の例として、
こじはるさんは自分が作りたいものとファンの方と意見が食い違った際、
SNSを使って説得をするのだとか。

WWDのインタビューで、以下のように答えています。

たとえば、私のファンである25歳からアラサーぐらいの女の子って、みんなボトムはミニ丈を好むんです。でも私はミニは普段はかなくて、長いスカートの方がシルエットがきれいだと思う。でも、「ロングスカートは引きずっちゃう」といった意見も届きます。そこをSNSを使って説得していく。あとは、「体のラインに自信がないから、ボディーラインが出る服は着られない」という声も届きます。それについても、「このデザインはここがこうカバーされるから着られるよ!」って、インスタグラムのストーリーやツイッターで伝えています。
引用:WWD こじはるが語るブランド運営論

ECサイトは、お客様にダイレクトで商品を届ける販売形態です。
そんな販売スタイルだからこそ、
直接お客様とコミュニケーションを取ることを
重視しているのかもしれません。

最後に

画像5

引用:FASHIONSNAP.COM

こじはるさんのことは、名前は知っていましたが、
正直、アイドル時代からそこまで詳しくは知りませんでした。

今回こじはるさんのことを調べてみて、
いい意味でのギャップがたくさんありました。

私が言うのもおこがましいのですが
事業に向き合う真摯な姿勢や全力投球の情熱を見て
自分ももっと頑張ろう!と背中を押されました。

同じ30代として、
私も社会にいいものを発信し、貢献していける人になっていきます。


それでは今回はここまで。

最後まで見ていただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?