【ケバブ】2ヶ月トルコにいて一番好きだったケバブ。
■はじめに
私は2021年9月から11月初頭までトルコの2つの都市に滞在していました。今まで行った東南アジアやヨーロッパの国とは異なる魅力的な文化があったトルコ。その生活の中で驚いたことは『ケバブは思った以上に種類がある・・・』です。日本ではラップされたドネルケバブが有名ですが、本場トルコには様々な形のケバブがありました。その中で私が一番好きだったのが、イスケンデル・ケバブという料理です。今日はイスケンデル・ケバブについて、ご紹介します。
■イスケンデル・ケバブとは
早速、インターネットでイスケンデル・ケバブについて調べてみました。イスケンデル・ケバブとはトルコのブルサが発祥のケバブ料理で、名前の由来はイスケンデルさんという方が考案したため名づけられたものです。特徴は一口大にカットされたピデ(トルコのパン)の上に、薄切りにした羊肉を乗せます。それにヨーグルトやトマトソースを添えて完成です。さらに料理がテーブルに運ばれた後に仕上げの溶かしバターをかけるのが定番です。
■イスケンデル・ケバブを食す
イスケンデル・ケバブはイスタンブールやアンカラなど都市部のレストランであれば簡単に見つけることができます。私はイスケンデル・ケバブの発祥の地であるブルサに訪れる機会があったので、イスケンデルさんの息子さんが継承した老舗レストラン 『İSKENDER ® Tarihi Ahşap Dükkan』でイスケンデル・ケバブを頂きました。名前に®が付いているので間違えないです。
こちらが本場ブルサのイスケンデル・ケバブ。さっそく添えてあるヨーグルトを溶かして肉とピデと一緒に食べてみます。その感想は羊肉とバターの強い香りと共に油分が口に広がります。それをヨーグルトの酸味とピデの淡白な食感が中和してくれ、いくらでも食べられそうな味わいです。ケバブの種類によっては肉肉しさが魅力のケバブもありますが、イスケンデル・ケバブはとてもバランスの取れたケバブだなと言った感じです。
■最後に
今回ご紹介させて頂きましたイスケンデル・ケバブは特にケバブの中でも食べやすく美味しかったので、ご紹介させていただきました。そのほかにもナスやトマトを使ったケバブなど、日本ではお目にかかれないケバブもたくさんありました。皆様も是非、トルコを訪れた際にはお好みのケバブ料理を見つけてください。
yuki.bbone
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