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わたしの好きなもの。

わたしの好きなものをわたしのペースで気ままに更新するシリーズです。

ガラスはとても気難しい存在だと思う。
ちょっと油断したらすぐに割れてしまうし、放っておくとすぐに霞む。

薄いガラスが繊細で美しいコップ、お花を邪魔しないのに引き立たせてくれるガラスのフラワーベース、小さな小さなガラス細工ーーーー。

私が今まで割ってしまったガラスたちはどれもとても美しくて繊細で、だから、すぐに私のもとを去っていった。

反対に、分厚くてしっかりとした頑丈なガラスたちは、今も食卓で立派にビールをたくわえ、瑞々しいフルーツ類をより一層引き立たせてくれる。
だけど、使いやすくて丈夫なガラスたちは、どうしても心が弾まない。

私が好きなガラスは、やっぱり薄くて、繊細で、すぐに壊れてしまいそうな、そういう儚さをまとうものだった。儚さゆえの美しさだとわかっていても、その儚さを恨んでしまいそうな、そういう矛盾を抱えていた。

でも。

そんな薄いガラス偏愛家の私だけれど、実は最近分厚くで丈夫なガラスでできたものに一目惚れした。

それがこの「浮き玉」である。

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浮き玉って何?と思った方は是非このサイトを覗いてみてほしい。

私もこの浮き玉に出会うまでそんなものが使われていたなんて知らなかったし、確かに海鮮居酒屋の水槽の上にあったかも?くらいの印象だった。

今はプラスティック製の浮き玉(オレンジ色のブイ)が主流みたいで浮き玉浮き玉の需要は落ちているそう。

この浮き玉は仁平古家具店で見つけたもので、網から外して丁寧に洗浄されてやってくるのだそう。このガラス玉を「美しい」と感じて販売しようと思えた仁平古家具店のセンスの良さに脱帽だし、店内もあまりに素敵だから是非行ってみてほしい。

素敵なものだらけなのにそんなに価格も高くないのがさらに好感度アップ。

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実は2つもってる。

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ガラスの吹き上げ穴をふさぐために付けられる「へそ」

仁平古家具店に行くためだけに益子まで車を走らせてくれた旦那さん(私は免許をもっていない)からは「え、、それがほしいの、、、?」と不思議そうに見つめられたけれど、私にとっては益子までの往復5時間を要してでもほしいガラスだった。

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置き場所は気分によって変えるけど、今はテレビ台の下

何に使うでもないのだけれど、色んな場所に置いて、眺めて、触って、楽しむのだ。(多分多くの人には奇妙な行動に写るんだろうけど)

そんな私の偏愛談。

つづく(かも?)

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