- 運営しているクリエイター
2019年9月の記事一覧
「遊び」の要素分解:鬼ごっこのバリエーションから考える遊びの再発明
イノベーションプロジェクト、ワークショップデザイン、ファシリテーションにおける「問いのデザイン論」と平行して「遊びのデザイン論」についても考察を進めています。
遊びが本来的に持っている楽しさや活動構造のポテンシャルをうまく活かして、組織変革やイノベーションに必要な人間の学習や創発を生み出していくという考え方です。
以前に「問いの因数分解」という考え方を紹介しましたが、今回の記事では、遊びの性質
ワークショップにおける問いの「軌道」のデザイン
問いのデザインの第一歩は、目の前の問題に対する「まなざし」のデザインである、と考えています。
たとえば、あるカーアクセサリーメーカーが直面している「AI時代にカーナビが生き残るには?」という課題に対して、
「AIを駆使した未来のカーナビの機能とは?」と問うのか、
「未来の"移動の時間"はどんな過ごし方になるか?」と問うのかによって、
問題の解釈の仕方、それゆえの思考の切り口が変わり、結果とし