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ひとしずくの真珠との出逢いから生まれたリング

アンティークレースを型取る【Lace Ring】にパールリングが仲間入りします。
艶を抑えたマットなゴールドに、一筋のきらりとした輝きのエッセンスを入れました。あこや真珠が煌めき、懐かしく落ち着いた雰囲気の10Kのパールリングです。

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パールを愛した王女の名を冠して

カラーパールを流行らせたと言われるフランス女王「Eugenie(ウジェニー)」の名前を付けました。パールとゴールドの上品な輝きが、穏やかな時間を感じさせるリングです。

ウジェニー


とっておきのパールとの出逢い

リングの中央に佇む印象的なパールは、長年伊勢志摩でパールを養殖を営む真珠屋さんが大切にしていた、とっておきの一粒を譲っていただきました。

真珠屋さんがわたしたちのアトリエを初めて訪問してくれたのは数年前のことです。抱えていた大きな黒いトランクからは、真珠屋さんの秘蔵コレクションが詰まっていました。

宝箱のように、見たことのない珍しいパールが次々と出てきます。雲を思わせるふかふかと溶けそうな形や、深い漆黒色から鮮やかなカラーパールもありました。

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その中からお譲りいただいたのは、とても貴重なひとしずくの涙の形をしたパール。選別する際に稀に出てくるアコヤのバロックパールを時間をかけてコレクションしていたそうです。この個性を活かせるよう、たっぷりと時間をかけてデザインの想像を巡らせていきました。

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手仕事の美しさを後世へ

デザイナーの藤澤がヨーロッパへ訪れる度に、時間をかけて集めてきたアンティークレースの中から特に繊細な表情の1本をモチーフに選びました。

100年後にどこかの蚤の市で、そっと佇んでいる情景を想像して作り上げたリングです。永い時を経てきたレースがもつ手仕事ゆえの不完全な美しさは、ひとつとして同じものはありません。その儚さを後世へ手渡す気持ちでデザインしました。

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10Kゴールドのお話

本物のレースのような柔らかい雰囲気を表現するために選んだのは、10Kのイエローゴールド。強度が高く、布地の繊細な模様を表現するのにぴったりです。肌なじみのよい穏やかな黄色は手先を美しく見せてくれます。

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身につけた後は柔らかい布でそっと拭くだけで、日常のお手入れもかんたんです。気軽にご愛用いただけるため、デイリーにも特別な日にも、あなたの手先をやさしく飾る存在となりますように。

【Lace Ring / Eugenie】(¥55,000)

3月1日(火)20:00よりYUKI FUJISAWAオンラインストアにて発売します。




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