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【ビタミン】糖質からのエネルギー産生のサポート役 \\ビタミンB1//

1. ビタミンB1を多く含む食材
2. 体の中での働き
3. 摂取推奨量
4. 不足すると・・・
5. 過剰に摂取すると・・・
<ポイント>


1. ビタミンB1を多く含む食材

穀類のはい芽(米ならヌカの部分)、豚肉、レバー、豆類など
中でも特に豚肉にはビタミンB1が豊富です。
また、ほとんどの人が食べているのは精白米で、ビタミンB1が豊富なヌカを大部分取り除いていますので、精白されていない胚芽米、玄米、麦ごはんに変えるのも良いですね!

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2. 体の中での働き

・水溶性ビタミンの1種。チアミンという名称の化合物
糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをする
・糖質を栄養源として使っている脳神経系の正常な働きにも関係している。

3. 摂取推奨量

成人男性では 1.3~1.4㎎
成人女性では 1.0~1.1㎎

推奨量は、身体活動レベルⅡ(ふつう)のエネルギーの場合です。
多忙な人や激しいスポーツ・筋トレをする人は、
エネルギーを活発につくって消費しているので、体内でビタミンB1が不足しやすくなります。 ビタミンB1の多い食品を積極的にとるようこころがけましょう!

4. 不足すると・・・

糖質からうまくエネルギーが作られないため、食欲不振、疲れやすい、だるいなどの症状が現れます。
また、脳はブドウ糖をエネルギー源としているため、ビタミンB1が不足するとエネルギーが不足し、脳や神経に障害を起こします


さらに不足すると、
脚気(足の浮腫、しびれ、動悸・息切れ)、ウェルニッケ・コルサコフ症候群(中枢神経が侵される障害)になり、重篤な場合は死亡することもあります。
最近インスタント食品の利用増加にともなって、ビタミンB1不足による脚気が報告されているそうです。

5. 過剰に摂取すると・・

摂りすぎによる過剰症の心配はほとんどありません。
ただし、サプリメントなどからの1日10g程度20日間にわたり大量摂取をすると頭痛、いらだちなどや、かゆみなどのヒフ症状が報告されています。
サプリメントは、利用目的、方法、摂取量に注意して適切な飲用を心がけましょう♩

<ポイント3つ>
① 糖質からのエネルギー産生、脳神経系の正常な働きにも関係する
② 多忙な人や激しいスポーツ・筋トレする人は不足しやすいのでビタミンB1の多い食材を積極的に摂る
③ 不足すると、食欲不振、疲れやすい、だるいといった症状がでる

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