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「できなかったこと」より「できたこと」に目を向ける

カナダと日本の2拠点生活に挑戦中のYukiです。

先日オーストラリアで英語コーチーングを行っている方とお話しする機会があり、
とても共感することがばかりだったのでシェアしたいと思います。


日本は謙遜文化のため
自分自身を褒めることに抵抗があります。

子供のころに褒められた経験があったとしても
大人になるにつれて褒められる機会も少なく、
最後に褒められたのっていつだろうという方もいるかもしれません。

また、できなかった・失敗したことに目を向けがちで、
出来ない自分に落ち込んでしまい
コンプレックスを感じている人もいるかもしれません。

私自身もできなかったことをどうすれば改善できるのか
に目を向けてしまうタイプで、
100点を目指して頑張り続けないといけないと思う完璧主義者でした。

そのため、できるようになるために努力してみるも、
うまくいかなくて落ち込む。
自分がダメ人間なのではと思ってしまうこともありました。

カナダ留学中もなかなか仕事先が見つからなかったり、
周りとのコミュニケーションがうまく取れなかったり。
外に出るのも億劫だなと感じていた時期もあったくらいです。



今回お話させていただいた方は
オーストラリア在住歴10年以上の人生の大先輩です。

日本人特有の英語学習の勤勉さを理解した上で
コテ先の英語ではなく、
考え方や話し方の違いも含めて教えられているとのことで、

まさに私も留学初期にぶつかったコミュニケーションの壁だったので、
すごく共感したのと同時に、

独学で右も左もわからず、
がむしゃらにスピーキングの練習をやっていた当時の自分に
この方から教えてもらいなさいとアドバイスしたいくらいです。


また、お話させていただいた中で、タイトルにある通り、
できたことに目を向けて自分を褒めてあげる時間が
日本人には足りていないねという話題になりました。

その方は、英語コーチングにおいて
クライアントさんが気づいていないような
小さなことでも褒めるようにしていると仰っていたのが印象的でした。

昨日より今日、今日より明日。

スキルアップだけにとどまらず、
日々の生活習慣の小さなことでも行動した自分を褒めてあげることで
自分の可能性を信じることに繋がります。

「あなた自身が自分を信じてあげないで、誰があなたを信じるの?」

私がカナダ生活でお世話になった方から言われた言葉です。


・できたことにまずは目を向ける
・できるようになった自分を褒める
・もっと良くなるためにできることを考える

私はこのような考え方に変えてから
周りとの関係性も自分の行動習慣も良くなりました。

「それいいね!」「おめでとう!」「私も頑張る!」
そんな言葉をよく耳にするようになりましたし、
自分自身も言葉にする頻度が増えたように思います。




謙遜と卑下は違います。

自分の言い方と相手の受け取り方も大切になってくるので、
全員にこの考え方が有効かと言えば、そうではありません。

それでも、私が所属しているコミュニティや運営しているビジネススクールのメンバー、
プライベートで10年以上の付き合いがある方々は

広い心で周りに対しても温かく、
「できたこと」に目を向けてまた次の一歩を進めている方々ばかりです。

100点を目指す必要もありません。
たとえ0点だったとしても
0点になった理由がきっと隠されています。

その理由に気付くことができれば、
「気付くことができた」という特別点を自分にあげてください。

今日のあなたの「できたこと」は何ですか?


この記事に共感いただけた方、海外留学、キャリア形成に興味がある人は、フォローやいいね、シェアをしてもらえると嬉しいです。

お話させていただいたオーストラリア在住の方の英語コーチングに興味があるという方や、
個別で質問がありましたら、お気軽にこちらよりお問い合わせください。



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