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海外に目を向けたきっかけ

カナダと日本の2拠点生活に挑戦中のYukiです。

今回は私がなぜこれほどまで海外に目を向けるようになったのか、
そのきっかけについてシェアしたいと思います。


自己紹介でも記載していますが、
私は純ジャパで帰国子女でもインターナショナルスクールにも
通っていないごく一般的な義務教育を受けて育っています。

両親や親戚も海外とはほど遠く
強いて言えば、少しだけ英語が好きだったというくらいです。

それでも学校の成績をキープするための一科目にすぎず、
英語を使って将来何かしたいなど考えたことは一切ありませんでした。

文法・単語・長文読解中心の英語学習しかやっていなかったので、
話すことに対してはむしろ苦手意識があったくらいです。





しかし学生時代にたまたま読んだパンフレットの記事が、
私が海外に目を向けるようになった大きなきっかけとなります。

何のパンフレットだったかは覚えていませんが、
在日ブラジル人の子供に対するピアスの記事でした。

日本文化においては
子供が小さいころからピアスを開けることに対して
抵抗を持つ方が多いかと思います。

校則で禁止されているところもあるかもしれません。

記事の内容は
在日ブラジル人のお子さんが日本の学校に入学したところ、
先生からピアスを指摘されたというものでした。

ブラジルの宗教・文化上、
女の子が生まれると病院を出る前にピアスを開けるとされています。

しかし、当時の日本では子供に小さい頃から
ピアスを開ける行為は反対の声が圧倒的に大きく、
他の日本人の子供に悪影響を与えるため問題視されたといった内容でした。



どちらの主張が「良い・悪い」「正しい・正しくない」
というのではなく、
文化の違いであり、お互いの理解が大切だということです。

10代前半だった私自身にとっても、
・自分が当たり前だと思っていたルールが当たり前ではなかったこと
・自分の価値観の押し付けで悲しむ人がいること
・自分の無知が、知らない間に相手を傷つけるかもしれないこと

にとてつもなく衝撃を受けました。
だからこそ今でも記憶に残っているのだと思います。

(※同時に、日本の義務教育としての英語教育の在り方にも
実は違和感を覚え始めたりもしていました。)




たまたま読んだパンフレットの記事をきっかけに、
異文化理解に興味を持つようになりました。

そこから現在まで
ただ知識として異文化を把握するのではなく、

海外旅行を含め留学などの滞在を通じて
観光ではなく現地の生活に触れること、

そして現地の人々との交流を通じて
異文化理解を深めるきっかけを増やしてきました。

英語は私にとって
異文化理解を深めるための手段に過ぎません。


キャリア形成やスキルアップという観点で
留学に挑戦したり英語力を高めることも、もちろん賛成です。

しかし、私の根底には異なる文化を知って経験し、
自分自身の考え方や行動がどう変わっていくのか
を実感することの方が大切だったりします。

FunやFunnyではなくInterestingの「面白さ」を一度知ってしまうと
色んな国に行ってみたくなりますし、
海外旅行でも楽しみ方が変わってきます。

同じような異文化理解に興味のある方と
お互いの体験話や考え方をシェアしてみるのも楽しいと思います。


みなさんが海外に目を向けたきっかけは何ですか?


この記事に共感いただけた方、海外留学、キャリア形成に興味がある人は、フォローやいいね、シェアをしてもらえると嬉しいです。

個別で質問がありましたら、お気軽にこちらよりお問い合わせください。



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